蒲郡市竹島水族館に11日、カピバラの雄1頭(2歳)が仲間入りした。迎え入れた雌の「そら」(同)とさっそく仲むつまじい姿を見せ、飼育員らをひと安心させた。近く一般公開する。

 兵庫県神河町「ヨーデルの森」で飼育されていた。体重は42・5キロ。竹島水族館には昼過ぎに到着し、改装したばかりのカピバラの展示広場に放たれた。さっそく「そら」に興味を示し、水槽で一緒に泳いだり、鼻を寄せ合ったりしていた。

 市内でデイサービス施設「たいよう形原」を運営する山本浩史さん(53)が購入費23万円を寄付した。「子どものころから通った水族館をもっと盛り上げたい」と話した。カピバラは施設名にちなんで「たいよう」と名付けた。

そらとの繁殖を試みる予定で、カピバラショーに向けたトレーニングも行う。
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