今月5日、北海道大学の構内にあるアイヌの遺骨を保管している納骨堂でアイヌの人たちなどによる先祖の供養が行われました。
北海道を中心とした地域の先住民族、アイヌ民族の遺骨が現在、全国各地の大学などで保管されています。
明治から戦後にかけて研究のためとして収集され、なかには、許可なく墓から掘り起こされたものもあります。

最も多く保管しているのは北海道大学、実に1000体余りの遺骨です。今、これらの遺骨をアイヌの人たちのもとへ返還する動きが出ています。
このニュースをめぐって、ネットでは、「知らなかった」「なぜ長い間そのままになっていたのか」などの書き込みも見られました。ようやく”ふるさと”に戻る動きも出てきた遺骨。翻弄された歴史に迫ります。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160805/k10010623371000.html