大使館は通常、派遣された国の首都に置かれる役所で、外交活動する上でとても重要な役割を持っています。

ところが ガーナ の アメリカ大使館 とされていた建物が、真っ赤な偽物であることが発覚しました。

驚くことに10年も業務が行われていたのです。

ガーナ共和国の首都アクラで、アメリカの国旗を掲げた「偽のアメリカ大使館」が、偽造のビザ(査証)や不正入手した正規のビザを発給していたことがわかりました。

営業時間は毎週月曜日、火曜日、金曜日のAM7:30〜正午。

運営していたのは地元の犯罪組織で、出生証明書や銀行明細書、学歴証明書まで発行し、6000ドル(約70万円)を稼いでいました。

国務省によると、一斉捜査により数名の容疑者が逮捕されたほか、証拠とみられるノートPCや携帯電話、150ほどの10か国のパスポートやビザなどを押収したとのことです。
http://a.excite.co.jp/News/net_clm/20161205/Labaq_51877595.html