覚醒剤約4億円相当密輸か 国粋会系総長らを逮捕

覚醒剤を密輸したとして、警視庁薬物銃器対策課などは覚醒剤取締法違反
(営利目的輸入)の疑いで、指定暴力団六代目山口組傘下国粋会系組織総長、
石井和夫容疑者(57)=東京都台東区橋場=と、同幹部で韓国籍の李昌倫
(リ・チャンユン)容疑者(53)=台東区千束=を逮捕した。2人は
「身に覚えがない」などと容疑を否認している。

同課によると、海外捜査機関からの情報提供を受けて、昨年10月30日に
成田空港に到着した荷物を東京税関が検査したところ、テーブル天板2枚の
中に隠されていた覚醒剤約7キロ(末端価格約4億1200万円相当)が
見つかったという。

関係者の捜査の過程で、石井容疑者らの関与が浮上した。同課は石井容疑者
らが主犯格とみて捜査している。

逮捕容疑は昨年10月、米国から覚醒剤を隠したテーブル天板2枚を東京都
荒川区の男性宅に発送し、密輸したとしている。

https://www.sankei.com/article/20220414-UYCDFB5BEJMALKY25IFB5RHIBQ/