>>242
客を乗せた列車を走らせること約5分。
最初で最後の駅に到着です。

列車は小川に架かる橋を渡った先の路肩に停車しました。
さあ終点ですよ。お客さん、何してるんですか、早く降りてください。
降りやがれ。

たった一人だけのために列車を走らせなければならないのですから、車掌の対応は乱暴です。
害獣入りの貨物を外に放り投げました。

ガシャーーーン!!

落下した貨物は丈夫ですからビクともしません。
中身のことは知りません。

ここは私称、聖域と呼ばれる場所です。
この小川に架かる橋の下には石段をつたって降りられるようになっています。
橋の下には足場があり、足元には水深80cmくらいのちょうどいい深さの水流があります。

私が素足で入るとだいたい腿(もも)の辺りの深さです。

今夜はここに害獣を沈めてあげます。
箱を引っ提げて川辺まで降りてきました。

ピンクの首輪は暴れています。
これから何が起こるか悟っているのでしょうか。
それとも単に水が嫌いなのでしょうか。

まぁどっちでもよいのです。
さあ沈め☆

ジャブン!ブクブク・・・・・