>>243
暗いので足元の様子は見えません。
しかし、水中でものすごい振動が起きています。
ガツンガツンと箱がのたうち回っています。
ピンクの首輪はとてつもない勢いで暴れているようです。

周囲は真っ暗なので、当然ライトは持っています。

水中を照らしてみました。

すると、なんということでしょう・・!

ピンクの首輪が体を捻り出すように捕獲器の落ちた扉部分をこじ開け、首から上までが外に出ているのです。

もちろん箱は川底に沈んでいるので害獣も水の中なのですが、
後一歩で力ずくで箱から出ようとしているところでした。

やはり飼育gatoは体力があるということなのでしょうか。
これまでの駆除経験を総ざらいしてみると確かにいろいろ心当たりがあります。

普通なら野良gatitoを思いきり壁にぶつけたら一発コイコイのち虹橋なのに、
首輪gatitoに同じことをした時には3回ぶつけないと橋を渡らなかった、なんてことがありました。

それだけ普段から贅沢な食事を摂り、生命力をつけているということですね。
水中での暴れ方を見ても、野良gatoとは段違いのパワーでした。

しかしピンクの首輪の努力は虚しく、
ピンクの首輪の首からはピンクの首輪だけが外れてゆらゆらと水面に浮いてきました。

そしてピンクの首輪を失ったピンクの首輪(本体)は、その首を捕獲器の戸で挟んだまま、ゴフッ!!と汚い吐瀉物を吐いて虹の橋を渡りました。
残念無念!さようなら☆