まんまと箱に掛かりトランクに詰め込まれたビクティム2は、
檻に入ったまま夜中の河川敷に到着。

橋梁の下で、他の人間は見渡す限りどこにもいません。
気配すらありません。
この河辺でこれからビクティム2を裁きます。
捕えられた者として、私の言いなりになっていただきます。

危機を察して慄くビクティム2。
トランクから檻を持ち上げた瞬間、急に呼吸が荒くなりました。
ケェ、ケェ、ケェ、と音さえ立てて口呼吸を始めました。

いいねえ!いいねぇ!
アーニャわくわく!!☆

ジャボン!ブクブクブク……
ビクティム2は丸ごと川へ沈んでいきました


続く