どのくらい時間が経ったのか分からない。
「大丈夫?」とお姐さんに聞かれ、
「まだ大丈夫です。」と答えるとびっくりすることを言われた。
「指三本入ってるわよ」おもわずお尻の方を振り返る。が、うつぶせの体勢では見えない。
まさか自分のアナルに指が三本も入るなんて。
オレって本当にこっちの才能があるんだろうか?と妙に感心してしまう。
「ふふふ、これなら大丈夫そうね」お姐さんが嬉しそうにつぶやいた。
「それじゃ仰向けになって」といわれ身体の向きを変えてお姐さんをみて衝撃が走った。
お姐さんが勃起していたのである。
今まで自分のオチンチンをなるべくオレに見せないようにしていたけど、
こうやってみてみるとそこそこデカイ。オレはすっかり怖じ気づいてしまった。
「やっぱり無理です!」というオレに
「指が三本も入ったんだから大丈夫よ。痛かったらすぐに止めるから」と諭され覚悟を決めた。
お尻の下に枕をあてがわれ、自分の脚を抱え込まされる。
もう一度お尻にたっぷりとローションが注ぎ込まれる。
「それじゃ力を抜いて」アナルのところにお姐さんのオチンチンがあてがわれた。
     
『なんでこんなところでオレが処女を喪失しなければいけないんだろう。』
    
昨日まで想像もしなかった事がおこりすぎて叫びだしたい気分だ。
「深呼吸して」そういわれて深く息を吸い、大きく息を吐いた。
吐いたときを見計らってお姐さんが少し腰を沈める。緊張でつい括約筋をギュッと締めてしまう。
「力を抜いて、リラックスして」といわれるけれど、
お姐さんが入れようとすると反射的にアナルをグッと閉めてしまう。
「それじゃ、またうつ伏せになって」といわれ、再び指でアナルを拡張される。
「深呼吸してて」といわれ、大きく息をすったり吐いたりしていた。
そのうち指の感触と違うものがアナルに感じた。深呼吸を続けるように促され、深呼吸を続ける。
その指と違う感触のものが深呼吸にあわせて、少しずつ入ってくるのが分かった。
指と違って熱い、そして硬い。
小鳥が餌をついばむように、その熱くて硬いものはアナルを行きつ戻りつしながら、
確実にお尻の中に徐々に入ってくる。痛みはないが痛くなるのが怖くてひたすら深呼吸を続ける。
なんだか自分が女になったような気がしてきた。