しかし欧米、特にアメリカでは大人と子どもが一緒に入浴することはなく、それ自体が問題視されることも多い。
そんな中、日本でもあり得ないであろう生活を楽しむ、あるイギリス人とその家族のドキュメンタリーをバークロフトTVが放送した。
番組に登場する3家族をご紹介したい。
ロンドンから車で約1時間でたどり着く、オックスフォードシャーに住むレスさんとシャロンさんは成人した息子2人と孫娘がいる結婚26年目の夫婦だ。
若かりし頃は音楽活動をしていたのか、レスさんのいでたちは往年のロッカーのようだ。
立派な戸建てのカーテンが開いたまま2人が全裸で現れるが映像にはモザイクなどかかっていないため、すべてが丸見えだ。
しかしそんなことはおかまいなくレスさんたちは日々の暮らしを楽しんでいる。
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レスさん、シャロンさん。カメラの前でも堂々としている 画像は「Barcroft TV」より
レスさんとシャロンさんの息子であるスチュアートさんは幼い頃、両親が全裸で暮らしていることが学校に知れ渡りいじめられた過去があるものの、成人した現在は一児の父として婚約者とともに服を着て過ごしている。
スチュアートさんは
「何が普通なのか。私の両親は異常なのでしょうか?人は服を着ていたって他人のことを何かしらジャッジします。だったら服を着ていようがいまいが変わらないですよね」
と言い、婚約者のレイチェルさんも初めは驚いたが今では全裸の義父とテーブルを囲んで会話を楽しんでいる様子だ。
少なくとも子どもたちは両親を支持しているようだ。
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自慢の庭園で微笑むイアンさんとバーバラさん。きわどいショットだ 「Telegraph」の記事より
2組目はイギリス南西部のウィルトシャー州にある16世紀に建設された歴史ある屋敷に住む夫婦、イアンさんとバーバラさんだ。
1994年に住み始めてから1996年には広大な土地を見事な庭園に作り上げ有料で一般に開放し、現在ではウェディングやその他のイベントでも頻繁に利用されている。
その後、夫妻は「裸の庭師」として多数のメディアに取り上げられてイギリスでは有名人となった。
自身を「ナチュラリスト=自然派志向」と称している彼らには成人した娘と16歳の息子、そして10歳の娘がいる。
両親について、16歳のルーファス君と10歳のキアンちゃんは概ね肯定的だ。
ルーファス君に関しては、バンドの練習に家へやってくる仲間たちに全裸で食事を振舞う両親の姿は、友人たちとの間に多少の気まずさは残るものの、彼らも慣れてきてはいるようだ。
しかし友人の1人は「お父さんは同じ男だからまだ理解できるけど、お母さんが全裸だとちょっと戸惑ってしまう」と苦笑いだ。
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3人の少年の真ん中にいるのが息子のルーファス君。シュールな場面だ 画像は「Barcroft TV」より
キアンちゃんは学校で両親が全裸であることをからかわれるそうだが、それについては「そうよ。裸の何が悪いの?」としか思わないのだという。
また、物心ついた頃から両親の裸を見て育ったせいか抵抗は全くなく、取りも直さず問題はないと思っているようだ。
続く
以下ソース
http://tocana.jp/2016/06/post_9905_entry.html
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