もっとも身近でもっともやっかいな宿敵・エゴブロックの外し方の、より具体的な方法をご提案します、といった前回。
これが知れたら、どんなにか楽ですよね。エゴブロック発案者である私も、このエゴブロックが外れたのはつい最近のことなんです。
つい最近まで？ はい、そうなんです。エゴブロックの形がどんなものかわかっていたけど、それを外すまでには至らなかったんですね。
もう少し細かく言うと、外し方もわかってはいたんです。でも、すべてを外すことはできなかった。これが正しい表現ですね。
エゴブロックは他者からの攻撃に対するバリアだと、前回お伝えしました。他者とは私の場合、自分自身を理解してほしいパートナーに当たります。
パートナーからの攻撃、つまり彼のエゴブロックが私のそれを変えて受け入れたとしたら、おこがましい話かもしれませんが、私は彼を増長させてしまうと確信したのです。
これまで少しずつ、それがお互いの愛情確認作業だと思い、彼のエゴブロックの形に自分自身を合わせていました。
しかしあるときを境に、おそらくパートナーの自己承認欲求が満たされ、私への愛情が他者承認から他者支配へと変わった時だったと、いまは認識していますが。
パートナーのエゴブロックは私のそれを貫通し、
『自分と同じ形になってほしい』
彼のエゴブロックに取り込もうとしていたのです。
組み合わさるはずのエゴブロックが同化、つまり、自分と同じ考えや価値観を望むようになっていたんですね。
私たちはどんなに価値観が似ていても、望むものが近くても、それがぴったりと同じものになることは絶対にありえません。
それが個性であり、個性が同じ人なんて、誰一人としていません。
彼は残念ながら、私が彼のエゴブロックを受け入れたことで、自分の個性と私の個性を同一化させることが愛情だ、と感じる節が見受けられるようになり、残念ながら彼のエゴブロックを受け入れることを拒否しました。
その行く末は、男女関係の破局です。
エゴブロックを外し、相手のエゴブロックを受け入れる用意をする。
これは男女間コミュニケーションだけでなく、人間コミュニケーションにおいて非常に大切なことです。
しかしそれは、受け入れたエゴブロックの持ち主が、
『自分のエゴを受け入れてもらっている』
と認識できる人間力を持ち合わせている人に対して、効果を発揮するものなのです。
以下ソース
http://woman.excite.co.jp/night/article/sex/rid_E1467335453160/
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