18〜34歳の未婚男性のうちおよそ7割、女性では6割に恋人がいないというのです。
それだけでなく、「性経験なし」は男女ともに4割超え。草食どころか、断食状態とも言えそうです。
でもこうした傾向は日本だけではないのだそう。
アメリカでも“ミレニアル世代”(1980年代半ばから2003年の間に生まれた世代)は、恋愛や性交渉に積極的ではないといいます。
その原因は識者によって見解の分かれるところ。いずれにせよ、みんなヤラなくなってきている。
ただし、人間だもの。性欲はあるはずじゃないか。では、どう処理しているのかというと……。
そう。マスターベーション(以後、セルフプレジャー)。
“非モテがさびしさを紛らわす行為”との認識はいまだに根強いかと思います。
でも、そんな考えもそろそろ終わりにしませんか? だってとっても健康に良いではありませんか――。
そんな、セルフプレジャーの長所をまとめた記事が、去る5月にイギリスの名門紙「インディペンデント」のサイトに掲載されていました。
(ちなみに5月は、国際マス月間「International Masturbation Month」だそうです)
たとえば、メンタル面。
絶頂とともに放たれる脳内物質のエンドルフィンが、うつ状態になるのを防ぐのだそう。
もちろんパートナーとのまぐわいでもよいのでしょうが、より効率的に自分のペースで達するにはひとりがベター。
さらに、男女ともにガンのリスクを軽減することが、研究で明らかになっているといいます。
女性は子宮頸ガン、男性は前立腺ガンですね。特に女性については、快感が頸部の筋肉をほぐすのがいいようです。
そして、女性におすすめの理由がもう一つ。
月経痛をやわらげる効果を感じる人が多数とのこと。やはり筋肉の緊張に関係しているのでしょうか。
他にも、終えたあとぐっすり眠れるとか、性病や妊娠の心配がないとか、いいこと尽くめだと「インディペンデント」は報じています。
ですが、つい100年ほど前までは固く禁じられる行為でした。
時はヴィクトリア朝時代(1837-1901)。“self-abuse”(弾のムダ遣い 筆者意訳)と称され、そんなことをしているとみじめな老人になるといったイラストまで作って脅していたのです。
そんな風潮に敢然と立ち向かったのが、『トム・ソーヤの冒険』で知られるアメリカの作家マーク・トウェインでした。
1879年のパリで、トウェインはある演説を行いました。題して「Some Thoughts on the Science of Onanism」。
進化論や皮肉を交えて展開されるその主張は、“理不尽な教会によって、いかに不当に締め出されてきたか”、というもの。
でも、もっと面白いのはその中で引用される偉人たちの名言だったりするので、ちょっとご紹介しましょう。
たとえば、古代ギリシアの詩人ホメーロス。
『イーリアス』の中で、
<吾にMasturbationを、さもなくば死を!>
と激賞したといいます。
もうちょっとクールだったのがミケランジェロ。
自己修養や、心の落ち着きを得ること。確かにそれも立派な行いだと前置きをしつつ、
<だが真に偉大で生き生きとした精神にとっては、そのいずれもMasturbationに比べたらつまらないものだ>
と断じている。
もっとも、今の私たちにここまでの感動があるかは疑わしいところですが、後ろめたい気分で取り組むよりは健全な気もします。
いずれにせよ、ちょっとオナラをするぐらいのものだと考えたらいいのではないでしょうか。
以下ソース
http://joshi-spa.jp/593173
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