「寝取られ願望って言うんですかね、彼氏が私以外の女性とセックスしている事実に興奮するんです」

あっけらかんと語るのは30代半ばの、菅野美穂似の女性、マリさん(仮名)だ。
マリさんには付き合って3年になる男性がいるのだが、彼は時々マリさん以外の女性と情事に及ぶ。
しかし、マリさんは怒るどころか大歓迎。どんな女性とどこでどういうセックスをしたのかを、根掘り葉掘り聞くというのだ。
そして、マリさんにも、体の関係がある男性が彼以外にもいる。

「大好きな彼が私以外の女性に勃起してるって、すごく刺激的じゃないですか。
その話を聞きながら私たちもセックスしますが、彼の乳首をカリカリ噛みながら、『こんなことされたの?』と聞いたら、そのあと目隠しをして顔面騎乗位をしたよ、なんて言うの。
その日はすごい濡れちゃって盛り上がりましたね」
(マリさん)

彼女が自分の性癖に気付いたのは大学生の頃。当時交際していた男性の部屋に泊まった日に“開眼”した。

「夜中目を覚ましたら彼がコタツの向こうでAVを見ながらひとりエッチに励んでいて、その姿にすごく興奮したのがきっかけ。
大切な人が自分以外の女性に興奮していることに、すごく興味を持ったんです」
(同前)

いま、こうした、欲求に逆らわず複数のパートナーを持つ女性が増えている。
彼女たちの嗜好は「複数恋愛」という意味を持つ「ポリアモリー」と呼称される。
1990年代にギリシャ語の複数(POLY)とラテン語の愛(AMOR)を混ぜて作られた造語だが、近年これを実践する女性が増えているという。
恋愛評論家の島田佳奈氏はこう解説する。

「ポリアモリーの定義は1つではないと思いますが、一般的には、同時に複数のパートナーと、深く信頼し合って、精神的もしくは肉体的に親密な関係を構築することを指します」

1人の女性が自然な欲求のままに複数の彼氏との関係を持つ。その彼氏たちにも複数の恋人がいて、しかも全員が合意している。

「単なるスワッピング集団とは違います。
どうしても同時に複数の人を好きになってしまい、そのことに深く悩んでいる人は実際にいます。
そうした人たちがポリアモリーという考え方を知ることで救われるという側面もあるのです」
(島田氏)

食品関連の商社に勤めるユキコさん(33、仮名)は次のように告白する。

「私は30代後半の彼がいますが、彼以外にももっと歳上の中小企業経営者の男性と、月1回くらいホテルに行くような関係です。
もともと、私は大学卒業後に初めて、今の彼とセックスをしたんですが、その後すぐセックスレスになっちゃって。
そしたら彼に『セフレを作りたい』って打ち明けられたんです。
最初はショックでした。でも、彼のことを理解しようとするうち、私も他の男性を好きになってもいいと思えるようになった」

こうしたポリアモリーの男女が集まるパーティなどがあり、そうした場で新たな出会いを求めているともユキコさんは語った。
前出の島田氏は説明する。

「私は恋愛相談も受けますが、内容として多いのは、夫がいるのに別の男性を愛してしまった、夫とも別れたくないけど愛人も失いたくない、というもの。
本当に両方とも愛していているのであれば仕方ないと思います。
私自身、ポリアモリーには肯定的な考えなので、複数恋愛もアリだと思っています。
彼氏に私以外の彼女がいて、その女性も(彼氏に)私という他の彼女がいると互いに認め合えるなら、嫉妬心は抱きません。
ただ、一般的には理解を得るのが難しいので、実際は隠しておいたほうが平和かもしれませんね。
複数恋愛をする人が必ずしもポリアモリーとは限らないので、見極めは難しいと思います」

価値観を共有できるパートナーを見つけられれば、性の世界は大きく広がっていく可能性がある。

以下ソース
http://www.news-postseven.com/archives/20161020_457255.html

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