「家庭按摩」の表紙。男性の表情には、なんともいえない哀愁が漂っている(出典:娯信通)
現代ではインターネットを介し、アダルト作品の閲覧などは当たり前の時代となった中国。
しかし、ネット普及以前の、わいせつ物の頒布や閲覧に厳罰が下されていた時代、中国人男性は何をオカズにしていたのか……?
そんな疑問へのひとつの回答となるシロモノについて、「網易新聞」(1月5日付)が伝えている。
同記事によると、そのシロモノは「家庭按摩」というタイトルの雑誌だが、表紙には下着姿の女性と、恍惚の表情で遠くを見つめる男性の姿が写っている。
30年とたってないはずだが、そのカットからはハンパないレトロ感が放出されている。
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脚のマッサージを解説しているのだが、なぜか下着姿だ
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頭皮のマッサージの様子
本の中身は、タイトルの通り、夫婦向けに家庭で行えるマッサージの紹介。
冷え性改善や肩こり解消などに効くマッサージを紹介しているのだが、なぜか男性はブリーフ姿、女性は下着姿のシーンが多い。
80ページに及ぶ内容も、ページを追うごとに、まるで夫婦生活の前戯を思わせるような過激さを増していく。
後半には、冷感症(性欲を感じない症状)を改善する方法として、女性が自らの股間をまさぐっている写真も掲載されている。
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胸部のマッサージの様子だが、男性の股間が膨らんでいるように見える
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女性の性欲を高めるマッサージだとか
中国版Twitter「微博」には、
「懐かしい! この時代は、医学雑誌やマッサージという名目で、エロ系の本が販売されていたんだ」
「俺は『家庭医学』という本にお世話になったぜ。作る側も読む側も、時と場合によって捕まることもあるから、ビクビクしながら読んでた覚えがある」
「俺らの親父の世代は『農村医療ハンドブック』という医学書がオカズだったらしい。この本の38ページに女性器の図があって、当時の男たちのバイブルで、いまだに話題になるみたいだ」
などと、昔を懐かしむコメントが寄せられた。
中国では、今回の「家庭按摩」以外にも、文革時代に販売され、成人男性のバイブルとなった伝説のエロ本も存在する。
1974年に販売された『少女之心』というタイトルの小説で、主人公の女子高生の初体験や、いとこ・義父などとの性愛体験を赤裸々に描いた内容だ。
当時、その衝撃的な内容があまりに話題となったため、中国政府は禁書処分とし、作者には執行猶予付きの死刑判決が下された。
そんな時代だっただけに、この「家庭按摩」もエロ事師たちが命を賭して作った作品だったに違いない。
そう思って見返すと、貴重な文化遺産にすら思えてくる……。
以下ソース
http://www.cyzo.com/2017/01/post_31059_entry.html
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