相手を好きだからといって、わざと嫉妬させようとしたり、愛情を試そうとしたりする人がいます。
下手したら、好きな相手が振り向いてくれないからといって、ストーカーになる人までいます。

「好き」だったら、何をしてもいいのでしょうか?
それは単に、「自分にとっての好き」であって、「相手の気持ちはどうか?」までは考えられていない、自分勝手な行為と言えるでしょう。
ゲッターズ飯田さんの「縁のつかみ方」(朝日新聞出版刊)には、こういったことが書かれています。
<「好き」よりも大切な気持ちは「この人を幸せにしたい」という気持ち>だと。

「いくら外見を磨いても、才能を磨いても、「人を喜ばせる喜び」を身に付けなければ、恋愛の本当の喜びは味わえません。
一方的にもらい続けるのが幸せだと思っていると、恋愛においても成長できません」

本当にそうですよね。
例えば、好きな人の気持ちを試そうと、わざと嫉妬させる人は、相手を不愉快な思いをさせている時点で、相手への愛情は薄いと言えます。
そこにあるのは、「自分が満足したい思い=自己愛」だからです。

例えば、すごく可愛い犬がいて、「飼いたい」と思ったとします。
でも、その時点での犬への思いは、“好ましい”に過ぎません。
だから、飼い始めたら、面倒くさがって散歩に連れて行かなかったり、栄養のない餌ばかり食べさせたりする飼主なんかも存在します。
逆に、犬の幸せを願い、「どうしたらペットが伸び伸び幸せに人生を全うできるだろうか?」まで考えられる飼主には、愛があると言えます。
つまり、「好き」なんて思いよりも、「相手を幸せにしたい」と思えるかどうかの方が、重要なのです。

巷には「好きな相手を利用して、自分が幸せになりたい」といった思いを抱いている恋愛が意外と多いものです。
無意識にそうやっている人が少なくありません。
でも、そんなのは、恋愛ではなく、“恋愛ごっこ”にすぎません。そこには相手への愛情がないからです。

特に依存体質な人は、自分の心の隙間を埋めるために相手を利用しようとしがちです。
そういう人は、自分の存在価値を測るために、恋人に仕事よりも自分とのデートを最優先することを求めることもあります。
でも、本来は、「相手が快適に過ごせるように応援したい!(自分の存在で、邪魔したくない)」くらいの思いを抱くことが、恋愛の第一歩と言えるでしょう。
相手の愛情を測っている場合ではありませんよ?

でも、人はそう簡単には、「相手を幸せにしたい」までの思いを抱くことはできません。
どうしたらそんな愛情を抱くことができるのでしょうか?

「相手を幸せにしたい」という前に、まずは自分を幸せにしないと、どんどん自己犠牲をはらうような行為をして、心身が壊れてしまいます。
だからこそ、まずは「自分で自分を幸せにできる人になる」必要があります。
自分を幸せにすると言っても、漠然としているので、まず身近なことで言えば、「自分の機嫌は自分でとれるくらいになること」が重要です。

自分で自分の機嫌をとるためにはどうしたらいいのでしょうか?
自分の機嫌が悪い時もそれに気づかず、人に八つ当たりをしてしまう人は少なくありません。
だから、常に自分の心の状態を俯瞰してみる習慣をつけることが大事です。
「あれ?今、イライラしているぞ?」と思ったら、そのままにするのではなく、「どうして機嫌が悪いのだろうか?」「どうしたらそれが解消されるのか?」を冷静に考えて、実行してみるのです。

続く

以下ソース
https://allabout.co.jp/gm/gc/467212/

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