「梅毒」の流行が、さらに危険な状況になっている。ここ数年、全国的に感染者が流行しているのである。
1月に国立感染症研究所が発表した集計では、患者報告数は1974年以来の4,000人超に達したという。

危険な性病の代名詞ともされる梅毒。その流行には、地域差も存在している。
梅毒は、加藤清正や結城秀康も感染して死亡したといわれる長い歴史を持つ性病である。
現在は、抗生物質によって治療が可能になっているが、それ以前は治療法がなかった。そのため、感染すると症状が進んで死亡へと至る。
それも、すぐにではなく一時症状が出た後に、10年あまり潜伏期間が続いた後、身体に腫瘍は出来て、脳も冒されて死ぬという危険な病気である。
とりわけ、症状が進行すると鼻が欠けることが古くから知られている。

1月に国立感染症研究所が発表した2016年の集計では、感染者の報告例は4,077例で、前年の同時期の2,328例よりも、はるかに増加している。
さらにこの集計では、かなり詳細な部分まで調査を行っている。

これによれば16年の4,077例のうち患者の性別は男性2,848例、女性1,229例。
性別と年齢に分けると、20〜24歳の女性が31%でもっとも多い。
各メディアの報道では、この部分を重視されているが、実態としては、年齢性別に関係なく増加していると考えてよいだろう。

さらに、集計では感染経路である成功の相手が異性か同性かも調査している。
これのよれば、男性の異性間性的接触が1,480例(昨年同時期716例、2.1倍)、同性間(異性間・同性間の重複を含む)性的接触が718例(同533例、1.3倍)。
また、女性は異性間性的接触は951例(同473例、2.0倍)、同性間(異性間・同性間の重複を含む)性的接触が9例(同6例、1.5倍)となっている。

つまり、世間には男女や年齢の別なく性行為にあたって危機意識が乏しい人々が、一定数の割合で、常に存在しているのだ。
何より、梅毒を知識として持ちあわしている層など限られる。

実際に感染し治療した人に話を聞いたところ、感染が発覚したのは症状の一つである発疹が出てから(感染後3カ月以降に出るとされる)。
「最初は、ストレスかな……と思って病院にいったのですが」と、梅毒に感染しているという意識はみじんもなかったという。

そんな梅毒であるが、実は国内でも増加している地域に差がある。
集計によれば、2016年に前年度比でもっとも患者が増加したのは、愛知県(前年度比2.3倍)。次いで兵庫県は前年度比2.2倍。さらに、大阪府と北海道は2.0倍と続く。
東京都は患者数は増加しているものの前年度比1.6倍と、伸びは抑えられているようである。

梅毒に限らず性病というものは、挿入しなくても口だけでも感染するもの。
とはいえ、挿入時にコンドームを装着するだけでも、ある程度は感染のリスクを抑えられるものだろう。
梅毒の増加率の高い地域は、そうした正しい知識を持ち合わせていたり、コンドームを装着するような自己防衛の意識が乏しい人が多いと見てよい。
つまり、ユルいヤツが多いということである。

そう考えると、現在、もっともセックスできる確率が高いのは愛知県ということなのか?
挑戦する価値はある。

ただし、コンドームはちゃんと装着して。

以下ソース
http://otapol.jp/hentai/2017/02/post-378_entry.html

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