セックスは男と女の営みである。
もちろん、男同士、女同士、LGBT、男女混合などさまざまな楽しみ方はあるが、その基本は生殖行為であり、主に一組の男女の性交であるということに間違いはないだろう。

では、セックスと生殖行為とを切り分けて、セックスとそのオーガズムについて考えてみることにしよう。
1対1のセックスに限っての検証になるが、男女間のセックスにおいては65%の女性しかオーガズムに達していないという結果が出てきている。
英「Daily Mail」紙では、思いのほか女性のオーガズムに達する確率が低いとレポートされている。

調査結果によれば、セックスにおいておよそ35%の女性は、絶頂に達することなく行為を終わらせていることがわかった。
カリフォルニア州チャップマン大学のデイビッド・フレデリック博士の研究調査によれば、セックスにおいてストレートな男性の95%がオーガズムに達するという数字に対して、ストレートな女性の65%しかオーガズムに達していないということである。
大ざっぱに言えば、3人に1人は、セックス中に絶頂に達していないのである。

これは、ストレートなセックスにおいての話であって、これが同性同士のセックスになると、ゲイセックスにおいては89%、レズビアンセックスにおいては86%と数字は急変する。

この調査研究は、1対1のセックスにおいて、18歳から65歳までの5万2000人を超える被験者を対象に調べられた数字であり、この種の調査に関して言えば極めて膨大なサンプル数であり、そこから出されている数値の信頼性は非常に高い。
5万2000人の被験者には2000人を超えるゲイ、レズビアン、LBGTなども含まれていて、同性同士の行為についての数値の信頼度も高いものとなっている。

結果から見れば、セックス中にオーガズムに達する割合は次の通りになる。

・ 男性のヘテロ(ストレート):95%(最高値)
・ 男性のゲイ:89%
・ 男性のバイセクシュアル:88%
・ 女性のレズビアン:86%
・ 女性のバイセクシュアル:66%
・ 女性のヘテロ(ストレート):65%(最低値)

この数字から見る限り、女性においてはストレートなセックスよりもレズビアンセックスのほうが圧倒的にオーガズムに達する率が高く、快楽としてのセックスを考えた場合には、もはや男性のパートナーは太刀打ちできないような結果である。
レズビアンセックスでは、女性の「どうしてもらいたいか」を相互に伝え合った上での行為になりやすいうえ、さらに、同性であるからこそ気持ちいい“ツボ”がわかるため、数値が高くなっているとのことである。

また30%を超える男性が、ペニスの挿入をメインとしたセックスこそが女性を喜ばせる最も有効な行為と考えているが、逆に44%の女性が挿入によるセックスではオーガズムに達することができないという調査結果も興味深い。
さらに、41%の男性が、自分とのセックス中に女性がオーガズムに達していると思っているが、実は33%の女性しか達していないというデータもある。
いかに多くの女性が「イッたふり」をしているかがわかるかたちとなった。

米インディアナ大学の生物学のエリザベス・ロイド教授によれば、女性がオーガズムに達するためには、ゴールデン・トリオと呼ばれる3種類の刺激が重要な鍵となり、そのゴールデン・トリオとは、性器への直接の刺激、ディープキス、オーラルセックスの3種類のコンビネーションであるとのことである。
したがって、挿入メインのセックスこそが女性が最も快感を得るという男性の幻想を解くために、再教育をする必要があるとも言っている。

オーガズムを目的としたセックスにおいて、いかに男が無知で無能で、不必要な存在であるかが浮き彫りにされてしまったが、この結果が、セックスにおいての男性不必要論に発展していかないことを祈っている。

以下ソース
http://tocana.jp/2017/03/post_12635_entry.html

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