人類に最も近いといわれるチンパンジーだが、私たちが思っている以上に、人類に近い種であることがわかってきている。
チンパンジーは、さまざまな道具を使いこなすことや、複雑な社会構成をつくりあげる集団生活などの特徴があり、以前からその知能の高さが指摘されている。
そして最新の研究調査においては、死んだチンパンジーに対して葬式に似た儀式的な行動をとることまで確認することができたとのことである。

実際、現在のチンパンジーの生活は、石器時代の人類の生活にかなり近づいているとの考察まであるという。
このチンパンジーと人間の関係について、オンラインジャーナル「Mysterious Universe」に、興味深いレポートが掲載されている。

ある学説によれば、チンバンジーと人類はDNAレベルで99%共通であるという。
もちろん、DNAの比較は単純なものではないので異論も多くあるが、遺伝学的に人類に最も近しい種であることには間違いない。
これだけ近い種であるから、同じウイルスによって罹病することもある。

ドイツ連邦保健省の下にあるロベルト・コッホ研究所のセバスチャン・カルヴィニャック・スペンサー博士とその研究チームよれば、チンパンジーと人間がともに感染する口唇ヘルペスと性器ヘルペスは、同一のウィルス株から分化したものであることを確認した。
つまり、ヘルペスは最初にチンパンジーから人間に感染したということである。

こういう言い方をすると、ヘルペスが接触感染によって広がることを踏まえ、はるか昔にチンパンジーと人間が異種間セックスを楽しんだと想像する方も多いかもしれないが、その感染経路については不明とのこと。
しかし、次のような仮説が提示されている。

おそらく、チンパンジーと人間の異種間セックスによる感染よりも、チンパンジーの唾液がついた食べかけの果物を人間が食べたり、感染したチンパンジーの生肉を人間が食べたことによる感染の可能性が高いということである。
また、性器ヘルペスウイルス(SHV2型)は、口唇ヘルペスウイルス(SHV1型)と同一のウイルス株から分化した変異種であることも確認され、アフリカを起源とする人類拡散説の裏付けとなり得る発見の一つとしても注目度が高いようだ。

もし、口唇ヘルペスに感染し、痛がゆい不快感を経験したり、ちょっとしたお遊びで性器ヘルペスをうつされ、恥ずかしい思いをしたりという経験をお持ちの方がこの情報を耳にしたら、恨みの矛先はまずチンパンジーに向かうことになるのかもしれない。

以下ソース
http://tocana.jp/2017/04/post_12939_entry.html

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