セックスの捉え方にも男女間で大きな差があることが最新の研究で明らかになった。
国・文化・宗教・ライフスタイルに関わらず、女性は男性よりも「一夜の情事」を強く後悔する傾向にあるというのだ。

医療ニュースサイト「Medical News Today」(6月4日付)によると、今回の研究は、ノルウェー科学技術大学と、テキサス大学オースティン校の共同で行われたもので、研究目的は、「カジュアルなセックス」に対して、自由主義的なノルウェー人と宗教的なアメリカ人の間に心理的な違いがあるか見極めることだったという。

研究者らは事前に、アメリカ人よりもノルウェー人の方が「一夜の関係」を持つことが多いだろうと予想。
実際に、853人のノルウェー人と466人のアメリカ人にアンケート調査を行ったところ、予想通りの結果となった。
ただ、「カジュアルなセックスに対する後悔」においては、両者の違いはずっと小さかったとのことだ。

面白いことに、アメリカ人の方がカジュアルなセックスをする比率は少ないものの、性的な妄想をする比率はノルウェー人よりも多かったという。

だが、最も顕著な違いが現れたのは、国でも文化でも宗教でもなく男女間においてだった。全体的に、女性は男性よりも一夜の関係を後悔する強い傾向が見られたというのだ。
一方、男性はセックスの機会を逃したことへの後悔が強かったが、女性は逃したことを全く後悔していなかったという。
なぜだろうか?

進化心理学の観点からは、女性はカジュアルなセックスにおいて進化的に大きなリスクを負う必要が出てくるため、男性よりも後悔する傾向が強いのではないか、と指摘されている。
つまり、性交には妊娠、出産、授乳の可能性があり、特定のパートナーによる援助がなければ、子孫の生存が難しくなるため、一夜の関係を嫌うということだ。

研究チームのモンス・ベンディクセン氏によると、人類は何百世代もかけて、カジュアルなセックスをあまりしない、少なくともそれに対して肯定的な感情を抱かない女性が生き残るように自然選択された可能性があるという。
反対に、男性にとってカジュアルなセックスは、より多くの女性と交わり、多くの子孫を残すという点に関していえば有益であるため、セックスの機会を逃したことを後悔する傾向にあるということだ。

とはいえ、研究チームは今回の結果に対する詳細な分析はまだ行っていないとのことなので、あくまで可能性の1つとして受け止めた方が良いだろう。
また、この研究では対象がノルウェー人とアメリカ人だけだが、アジア、南米、中東、アフリカで調査したら、また違う結果になるかもしれない。
今後の研究に期待しよう。

以下ソース
http://tocana.jp/2017/06/post_13440_entry.html

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