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会場となったのは、重慶市内のウォーターパークにある波の出るプール

6月7日と8日、中国全土で大学入学試験、通称「高考」(ガオカオ)が行われた(一部の省では9日まで)。
正式名称は「「全国大学統一入試」で、日本でいえば大学入試センター試験のようなものである。
ただし、日本のような大学ごとの二次試験はなく、これ一発で進学できる学校が決まり、しかも進学した大学によってその後の将来もほぼ決まってきてしまうことから、受験生たちにとってはまさに人生を懸けた試験となっている。

そのため、受験を控えた高校生たちは、特に最終学年の高3ともなると勉強漬けとなり、朝から晩まで学校で猛勉強することになる。
そんな高考が行われている真っ最中に、重慶市の高校で、一風変わった模試が行われた。来年以降に受験を控えた高1・2年生の男女約30人が、プールで模試を受けたのだ。

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試験の前にひと泳ぎしたのだろうか? 白い肌に水滴が

しかもなんと、試験中の格好はみんな水着姿。女子高生たちはビキニ姿で答案用紙に向かっていた。

重慶といえば、夏になると気温が急激に上昇し、あまりの暑さから、南京市、武漢市と並んで“中国3大かまど”と呼ばれるほどの酷暑となる地域で、この日も気温は35度と、絶好の“プール日和”であった。
今回の模試は、高考を受けている先輩たちを励ますためのものであり、文化大革命により中止されていた高考が、1977年に復活してから今年で40周年となり、それを祝うというのが、主催者側の主張であった。

ところが、これを見た中国のネット民たちからは批判の声が上った。

「真面目に高考を受ける受験生たちを茶化している!」
「こんな日差しの下じゃ、暑くて試験どころじゃないだろ?」
「こんなの、単なるウォーターパークの宣伝じゃないか」

高考では、毎年のように受験生によるカンニングが発覚して大きな問題となっている。
水着姿であればカンニング用小道具を隠し持つ場所がなくなり、不正行為が難しくなるから、ぜひ本番でもビキニ試験を採用してもらいたいものである。

以下ソース
http://www.cyzo.com/2017/06/post_33142_entry.html

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