ふと油断した一瞬の隙に、または力んだ瞬間に「ぷぅ」っと出てしまう意図しない“おなら”。
「たかが、おならじゃん…」と侮ってはいけない。それは、時に日常生活を脅かし、人間関係にも支障をきたすこともあるのだ。

20代から40代の男性を中心にアンケートを取ったところ、「してはいけない場所で思わずしてしまった」「おならで恥ずかしい思いをした」など、おならに振り回されているという声が多く集まった。
例えば、デート中にこんなミスを…。

「彼女がこじんまりとした洒落たカフェが好きなので、よくデートで使う。でもある日、店のトイレで大(便)をしていて思わず『ボフッ!』っと破裂するようなおならが…。
幸い彼女にまでは聞こえていなかったが、トイレから出ると近くの席に座っている女性客らのニヤニヤした視線が痛かった。
それ以来、ちょっとでもおならがしたくなったら、面倒くさいけど毎回電話のフリをして外に出て一発かますようにしている」
(25歳・男性)

小規模の店だと、トイレと客席も近く、意外と響くもの。また、おならの音を誤魔化すために涙ぐましい努力をしているケースは他にもある。

「上司と出張先のビジネスホテルで同室になってしまい、『屁をするのはさすがに失礼だろう』と思って我慢し続けていた。
トイレで済まそうと思ったが、大と一緒に思いっきり爆発してしまいそうで、仕方なく毎回ロビーの外まで出て噴射。
ひと晩で3〜4回屁のために外に行き、気を遣いすぎて余計に疲れた」
(29歳・男性)

「職場で“すかしっ屁”に失敗してしまい、静寂の中、おなら音が響いた。先輩の女性社員らに白い目で見られ、なんともきまず〜い雰囲気に…。
それからは朝、電車を降りた瞬間にベルや雑音に紛れて済ませたり、会社近くの人気のないビルでひねり出すのが日課に。
会社でヤバイ時は非常階段で逃げ込むように済ませてる」
(34歳・男性)

このように、「たかがおなら」のひと言では片づけられないほど振り回されている人々も大勢いる。
少しでも音を解消できれば、その悩みもぐっと小さくなるはずだ。

そこで、おならを自在にコントロールし「屁リンピック2016」でも優勝した“おなら芸人”市川こいくち氏に直撃!
17年以上、おなら芸を磨き続け、尻から出る空気量と音量の調節だけでなく、「おならで吹き矢もできる」という市川氏はこう語る。

「おならは基本的に、体内から出る空気(おなら)が肛門や周りの皮膚に接触することで音が出ます。
接している面積が多ければ多いほど、それが空気の通り道を遮る障害となって、『ブバッ!』と音がする。
特に直立姿勢は自然に肛門も締まった状態なので、お尻の筋肉や脂肪が壁となってかなり音が出やすい。
さらにタイトなスーツやパンツをはいていると、より下半身が圧迫されるので、必然的に音が響きやすくなるんです」

このように圧迫された状態では、音は強調されるだけ。
例えば、「次はそ〜っと…」といくら慎重になっても、状況が変わらなければ「ブッ…ブッ…ブッ」とコマ切れ音になるだけだという。

「実はもっとも音を消せるのは座ったまま、片方の尻をちょっと浮かせて、浮かせた方を手でちょっと引っ張るように肛門を広げた状態です。スムーズな空気の通り道を作ってあげるような感覚です。
それと、尻の力だけでひねり出すのではなく、腹筋全体を使って出すほうが音がならないような気がします。
一気に出すんじゃなく、腹筋を上のほうから使って徐々に出していくようなイメージです」

続く

以下ソース
http://wpb.shueisha.co.jp/2017/08/16/90047/

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