逮捕されたその男は視覚障がい者で「よく見えず児童ポルノだとは思わなかった」と罪の意識がなかったことを主張しているが…。
英メディア『The Independent』が非常に珍しい案件について伝えている。
自宅のコンピュータで16歳未満の子供を撮影した児童ポルノ動画を閲覧していたことから、1年ほど前に逮捕されていた英ランカシャー州ソーントン=クリーブリーズ在住のアンドリュー・ショウという44歳の男。
視覚障がい者として認定されていたが、ランカシャー警察はそのコンピュータには最低でも71本の児童ポルノの動画が保存され、うち12本は非常にハードなプレイが収められていることを突き止めたという。
同じく視覚障がい者の妻と盲導犬を伴って、杖をつきながら警察署や裁判所に現れるショウ容疑者。
弁護士によれば片目は全盲で、もう片方の目はわずかながら視力が残っているものの極度の弱視であるとのこと。
そのため動画をダウンロードする際の説明文がよく見えないといった状況は察するが、声から“幼さ”が汲み取れるということはなかったのか。
裁判になった場合に「すべて16歳以上だと思っていた」「よく見えないから年齢についてわからなかった」というショウの主張にどれほどの説得力があるかは疑わしい。
非常に珍しいケースだけに関係者の注目を集めているが、ショウの身柄は現在も保釈されたままである。
国が視覚障がい者と認めた者であるだけに検察側も慎重に捜査を行っており、起訴が確定しないまま逮捕からすでに1年以上が経過してしまった。
これは、児童ポルノ禁止法違反の健常者に対する厳しい刑罰とは比較にならない緩い状況である。
以下ソース
http://japan.techinsight.jp/2017/09/yokote201709010937.html
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