ダブル入選を果たしたとして、各メディアが大々的に取り上げている。
これで6年連続の入選となる若月は、B1サイズのポスターを自由なテーマで制作するデザイン部門(自由テーマ・ポスター)に出品。
初出品の佐藤は、B2サイズに写真やロゴなど2点以上をレイアウトするデザイン部門(マルチグラフィック)に挑戦し、入選に加えて奨励賞に入賞した。
また、『二科展』ではお馴染みの歌手・工藤静香も、初出品の1990年から、出品した21回全てで入選。
モデルの押切もえも、初出品のおととしと、昨年に2年連続で入選したことが話題となった。
ここで浮上するのが、『二科展』の入選は「どのくらいすごいこと?」という疑問。
『二科展』の公式サイトによれば、若月と佐藤が出品したデザイン部門には、1,004点の作品が出品されたといい、入選者は333名。
絵画部門は、出品点数2,570点に対し705名が入選。彫刻部門は、49点に対し43名が入選したという。
なお出品するには、デザイン部門の場合で手数料8,000円(一般)がかかる。
さらに入選すると、作品集への掲載料として、追加で5,000円の支払いが生じるようだ。
「1人で複数点出品している人も多いため、出品者数に対する入選率はわからないものの、数字を見ただけでも入選のハードルが高くないことがわかる。
文部省の美術展覧会として始まった『二科展』ですが、工藤や押切のほかにも、石坂浩二、八代亜紀、五月みどりなど多くの芸能人が入選し、それをマスコミが取り上げることで知名度を上げてきた。
近年、出品者の高齢化が進んでいるようですから、主催者も若いアイドルの入選はアピールしたいところでしょう」
(芸能記者)
また、『二科展』入選は、芸能人にとっても旨みがあるようだ。
「工藤は近年、メディアに出るのは『二科展に絵を出品したとき』というのがお決まり。
今回も御用メディアは、21回連続入選のニュースに絡め、先月30日リリースしたアルバムや、今月から始まるZeppツアーの話題を取り上げている。
タレント活動のプロモーションの一環として、『二科展』を利用する芸能人もいそうです。
ちなみに、芸能人が落選したという話は聞いたことがありません」
(同)
ネット上では、「芸能人枠」のウワサも飛び交う『二科展』。
今後は、どの芸能人がこの展覧会で芸術性をアピールするのだろうか?
以下ソース
http://www.cyzo.com/2017/09/post_34343_entry.html
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