薬の飲み過ぎはいけない。だが、薬が必要な時もある──。
そこで専門分野を持つ医師たちに「その分野ではこれだけ飲めばいい」という薬を挙げてもらった。

川崎医科大学の永井敦教授は泌尿器科医の観点から、「男性力」を回復する薬を選んだ。

「ED治療薬『バイアグラ』は勃起障害だけでなく、排尿症状や蓄尿障害、血管拡張反応を改善する効果もあります。
バイアグラによって血管が若返れば、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患を予防する効果も期待できます」
(永井医師)

「テストステロン製剤」で男性ホルモンを補充することも、「男性力向上」に大きな効果があるという。

「男性機能が回復すれば、下半身だけでなく心も元気になり、健康寿命が延びる可能性が高い」

池谷医院理事長で血管や血液について多くの著書がある池谷敏郎医師(循環器科)は、中性脂肪を下げる薬である「エパデール」と「ロトリガ」を挙げる。

「ともに天然由来成分であるEPAやDHAを含む薬で、『安心して服用できる』と患者から評判です。
EPAやDHAには血管内の炎症を抑える働きもあり、動脈硬化を予防するために私自身もこれらの薬を服用しています」
(池谷医師)

池谷氏が糖尿病治療薬として勧めるのは「ジャディアンス」と「フォシーガ」だ。

「いずれも世界中で使用されている血糖降下薬で、余分な糖分を尿として排出することで血糖値をコントロールし血管を若返らせる。
痩せる効果があることや、最近の大規模調査で心不全や腎不全のリスクを下げる効果が証明されたことも評価のポイントです」
(同前)

以下ソース
http://www.news-postseven.com/archives/20170923_613999.html

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