少し前であれば、「葬儀は厳かに」という暗黙の了解に則っていればよかったが、価値観の多様化が言われる昨今はそうでもないらしい。
「教えて!goo」にも「彼 いつか迎えるおばあちゃんのお葬式での計画」という質問が寄せられている。
祖母の葬儀で「みんなの前で大きな声でいままでありがとうございました!!っていって深く礼をする。それで、そこにいるみんなはきっともう大泣きよ。号泣!」という彼に質問者は、「何ともいえない、嫌な感情」を抱いている。
回答者も軒並み、葬儀の場において突拍子もない演出は「ふさわしくない」との回答を寄せた。
「過剰な行動は場を白けさせるのでは無いかな〜と。『今までありがとうございました!』って卒業式じゃあるまいし^_^;」(soraneko18さん)
「彼って過去に何度が葬儀に参列したことありますか?もしかしたらお葬式独特の雰囲気なんて言うのをまだ知らないのではないかなと思いますよ」(babaorangeさん)
これからの時代、特に家族葬や直葬、海洋葬など様々な葬儀のスタイルが普及する一方で、我々の葬儀の価値観はどうついていったらよいのだろうか。
このことに関して、心に残る家族葬という葬儀サービスを全国で展開している葬儀アドバイザーに解説していただいた。
「否定的に捉えられがちな葬儀の演出ですが、サプライズをしてあげたいと思うこと自体が間違っているとは思いません。
そもそも葬儀とは、故人を送り出す儀式であり、遺族は『ふさわしい』態度でならなければいけないとされています。しかし、世界の葬儀を見ると、どうやらその限りではないようなのです。
例えば中国では、非常に派手な葬式がされます。楽器や爆竹で大きな音を出したり、現金を餅撒きのように撒いたりもします。
他にもインドネシアのバリ島の伝統的な葬儀では、遺体を神輿のように担いで声を張り上げて運んだりします。
これらの葬儀に共通しているのは、故人を思う心です。このことは、葬儀の本質を考えるうえで非常に大切ではないでしょうか」
大事なことは、故人を思う気持ちだと話す葬儀アドバイザー。確かにその気持ちなしでは本末転倒になってしまう。
「派手な葬儀をしている者が故人のことを思いやっていないなどと一概に決めつけることはできません。むしろ、亡くなった者を思えばこその派手な葬儀なのです。
例にあげた中国、インドネシアといった国の派手な葬儀も、故人に敬意を払い、その人を思えばこそのものです。
日本でも、葬儀でのサプライズな演出がそこまで否定されなくてもよいのではないでしょうか」
私たちの文化では、みんなが一様に下を向き悲しげな表情で葬儀に参列していた。
その態度こそが「葬儀にふさわしい厳かなもの」であるという固定観念があったのだ。
しかし現代では、葬儀の価値観も多様化している。
私たちは今、葬儀の「ふさわしさ」をめぐる新たな変革の岐路に立たされているのかもしれない。
以下ソース
https://oshiete.goo.ne.jp/watch/entry/69a9abfb6c5cd333db09448c418e8618/
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