【話題】ロマンポルノとその時代 『花と蛇』 SMの女王・谷ナオミがみせる「オンナの二面性」[10/31] [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001逢いみての… ★2017/10/31(火) 01:34:46.47ID:CAP_USER
亀山早苗の『ロマンポルノとその時代』

http://images.dansen-web.com/article/pop/63/1561563-1.jpg
<作品名> 「花と蛇」(1974年 主演 谷ナオミ)

前年秋の第1次オイルショックで日本は狂乱物価に陥り、春闘史上最大のゼネストがあった。また、三菱重工ビル爆破事件では400人近くが死傷。台風16号によって64年ぶりに多摩川が決壊と、人災も天災もあったのがこの年だ。
この多摩川決壊が3年後の名ドラマ「岸辺のアルバム」(山田太一脚本)のモチーフとなる。
野球ファンは巨人軍の長嶋茂雄選手が引退した年として記憶しているかもしれない。

不安定な世相の反映か、ユリ・ゲラーの超能力番組が放送されると、反響で電話局の交換機がパンクしたという。
その延長線上でオカルトがブームとなり、一方で反動のようにベルばら(宝塚で「ベルサイユのばら」初演)もブームとなった。
人知を超えたものを求める一方で、夢のような美しい世界を追い求める。そんな二面性が1974年の特徴に思えてくる。
そんな年に公開されたのが「花と蛇」(小沼勝監督)だ。

団鬼六の同名原作を映画化、ヒロインは言わずと知れたSMの女王・谷ナオミである。
役柄での彼女のイメージ自体が、得も言われぬ色気と、普遍的な「女の怖さ」を持ち合わせた二面性なのではないだろうか。
この時代にぴったりの女優だったのかもしれない。

会社経営者の遠山が、妻の静子(谷ナオミ)を調教するよう部下の片桐に頼むところから、この映画は始まる。
いい家柄の出身である静子は、きまじめで気位が高い。夫は静子にずっとセックスを拒否され、離婚まで要求されている。
妻のプライドをずたずたにしてやりたいと遠山は言う。

一方、片桐には大きなトラウマがあって勃起できないでいる。
戦後すぐGI相手に体を売って育ててくれた母親がいるのだが、幼いころ、母を組み敷いていた黒人のGIを撃ち殺してしまったのだ。
大人になってからも彼は母親の言いなりで、女とはつきあえない。だからこそ、社長は彼を妻の調教相手に選んだのだった。

ところが片桐は静子に本気で惚れ込み、不能が治ってしまう。それどころか当時、男を撃ったのは自分ではなく母親だったと思い出す。
ちょうど「マザコン」という言葉が一般に流布していった頃でもある。

調教され、自分の欲望に目覚めた静子は、しばらくぶりに夫に会い、「私、淫らな女になりましたのよ」と微笑む。
嫌っていた夫をすんなり受け入れ、夫と片桐、ふたりに同時に愛され、ドロドロに溶けそうな谷ナオミの表情がなんとも美しい。

「男ってかわいいわ」。

最後の静子のひと言は、絶対的な快楽を手に入れた女の余裕である。

以下ソース
http://www.dansen-web.com/article/detail/1561563/

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0002夜更かしなピンクさん2017/10/31(火) 02:21:23.20ID:vXq0h1wd
おおなつかしい!
0003夜更かしなピンクさん2017/10/31(火) 07:38:28.93ID:1b7D72Y9
昭和の爆乳さん
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