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このほどアフリカで、2頭の雄ライオンが抱き合って交尾をする様子が野生動物写真家によって捉えられた。
愛情たっぷりにじゃれ合う2頭に対して、SNSでは「同性愛者の誇り」と話題になっている。
『The Independent』などが伝えた。

アフリカで、ツアー客のガイドをしながら野生動物写真家として活動しているポール・ゴールドスタインさん(Paul Goldstein)の写真が話題を呼んでいる。
撮影されたのはケニア南西部、タンザニアのセレンゲティ国立公園と隣接する国立保護区。写真には2頭の雄ライオンが交尾する様子が捉えられていた。
これ以外にも、2頭の仲良くじゃれ合う姿や寄り添う様子がロマンチックに撮影されており、写真を見る者に雄同士と感じさせないほどである。

2頭は茂みの中で愛し合っているところをポールさんによって発見された。
雄と雌が交尾した直後に喧嘩になることもあるそうだが、今回の2頭においては、1頭が横たわるともう1頭もそばで横たわるという明らかに愛情をもって接している様子がうかがえたという。

今回の件で、ポールさんはこのように話している。

「これと似たような状況がボツワナであったと聞いたことがありますが、実際に自分の目で確認したのは初めてです。
実は動物園やサファリーパークなど隔離された生活の中ではこのような行動を取る例はあります」
「しかし、これには本当に驚きました。なぜなら雄と雌の交尾は通常2〜3秒程度ですが、この雄ライオン同士の行為は1分以上続いていたのです。
雄と雌の場合、交尾の後に雄はその場を離れますが、この2頭の雄ライオンはその場を離れず相手の鼻に顔を寄せて抱擁をしているようでした」

一部の海外メディアでは、ポールさんが撮影した2頭の写真は「同性愛者の誇り」と報じて大きな話題になっており、SNS上でも「このライオンは私達レズビアンにとって誇りです」などのコメントがあがっている。

ライオンの雄同士の交尾は稀ではあるが、何件か報告はされている。
生物学者の中にはこれまでに1500種の動物で同性愛行動が確認されていると述べている者もあり、その約3分の1にあたる450種に関しては映像による記録が残っているそうだ。

以下ソース
http://japan.techinsight.jp/2017/11/masumi11021014.html

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