戸叶和男の『日本奇習紀行』

人間の欲望というものは、実に尽きないもので、傍目には何一つ不自由なく、幸せに暮らしているかのような夫婦であっても、その実、それぞれの腹の中には、おぞましき欲望が渦巻いているものである。
そんな夫婦たちの欲望の捌け口となっていたと思しき習慣が、かつてこの国のとある地域には存在していたという。

「まあ、簡単に言えば夫婦交歓っていうヤツだよ(苦笑)。夫婦もんたちが集まっては、お互いの相手をとっかえひっかえして交わるっていう習慣だね」

かつて自身の生まれ育った中部地方のとある地域に存在していたという“夫婦交歓の奇習”についてそう語るのは、現在、故郷から少し離れた名古屋市内でその余生を過ごしている岡田洋蔵さん(仮名・77)。
岡田さんの話によると、彼の出身地である村とその周辺地域においては、悶々とした肉欲をもてあます夫婦たちが、現代で言うところのスワッピング行為に、日々、明け暮れていたという。

「特に細かい取り決めなんかはないのだけれども、ムラムラっとしてきたらね、よその家を訪ねていって、話をして、それがまとまったらその場で……っていう。
もちろん、子供ができないようにはするけれどもね、なにせあっちでもこっちでもそういうことやってるもんだからさ、子供が生まれると、本当のところ誰が父親なのかもはっきりとしないような有様なんだよ(笑)」

その欲望に突き動かされる形で、それこそ隣近所同士が、お互いのパートナーを交換しつつ、ひたすらセックスをし続けていたという当地の人々。
しかしそうした性質ゆえのことなのか、不思議と地域全体の和は保たれており、ささいなご近所トラブルですらも発生しなかったという。

しかし、どのような経緯から、当地にこのような習慣が生まれ、長きに渡って定着することとなったのかは勿論不明だ。

「もともあそこらの女たちっていうのは、異常に性欲が強いって昔から言うからね。
そういう女と一緒に暮らしていると、やっぱり男だって影響を受けるからね、たぶんそういうのから始まったことなんじゃないかな」

男性主導ではなく、女性主導という形で、こうした奇妙な儀式が生まれたと推測しているという岡田さん。
その真相は定かではないものの、いずれにしかり、いつの時代も、その荒ぶる欲望のままに生きる性豪女性というものは、少なからず存在しているようである。

以下ソース
http://tocana.jp/2017/11/post_15032_entry.html

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