受験シーズンには、彼が祀られる北野天満宮には学業成就を願いお参りに行く学生も少なくない。
しかし、菅原道真は決して勉強のできた人物ではなかった。
1100年前、当時の最難関の国家試験・方略試に道真は合格するが、当時の成績は特に良かったわけでもなく、なんとか合格できたという程度であった。
では、そんな道真がなぜ学問の神様となったのだろうか?
それは道真が政治闘争に負けて無実の罪を着せられ、右大臣から太宰府へ左遷されたまま亡くなったという事情が影響している。
実は道真死後、政敵たちを中心に多くの死傷者が出て、さらには御所に落雷するという天変地異も起きた。
これに当時の人たちは「道真が怨霊になった」と大騒ぎ。道真の荒ぶる魂を神様として祀り、鎮めようと考えて彼を神様としたのだ。
そのため、当時の道真の神様としての扱いは雷神。学問の神様となったのは、あくまで後年の後付けだったようである。
以下ソース
http://wjn.jp/article/detail/0510195/
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