貧困と教育の欠如、さらには文化が背景となりパキスタンでは児童婚が絶えない。
このほど借金を抱えた両親によって50歳の男に嫁がせられそうになった10歳女児を、すんでのところで警察が阻止した。

しかし花婿となる男は現場から逃走し、現在も警察の捜査は続いているという。
『Mirror』『Storytrender』『The Sun』などが伝えた。

パキスタンのシンド州サンガールで12月19日午前11時頃、「10歳少女と50歳男の結婚が執り行われる」という情報を得た警察はすぐに出動、キプロ村に住むムハマンド・メハーの家宅捜索を行った。
そこでは10歳のパサーニ・マングリオちゃんと50歳のジートマル・メハーと結婚の儀式が行われようとしていたところだった。
パサーニちゃんは父親の年齢に近い男のもとへ嫁ぐことを両親から強制されたという。

母親を含む11人が逮捕となり、パサーニちゃんは無事に児童婚の犠牲者となることを免れた。
逮捕後、パサーニちゃんの母親マスマット=ナビアット・マングリオは

「病気の夫の治療費のために借金をしなければならなかった。だが返済が叶わず、取り立て屋からの圧力もあった。返済しなければ家を売られると思ったし、夫や私も他に選択肢がなかった」

と話している。

ある日、パサーニちゃん一家の内情を知った仲介人ムハマンドは一家に連絡し、娘をジートマルと結婚させることに同意するなら日本円にしておよそ82万円を出すことをオファーした。
一家が抱えていた借金は52万円ほどだったが、花婿となるジートマルからも持参金は一切必要ないこと、結婚費用は全て花婿側が負担することを持ちかけられ、両親は娘を結婚させることに同意したのだ。

ムハマンドは仲介費用として花婿側から約52,000円、花嫁側から約26,000円を受け取っていた。
そして19日、ムハンマド宅にてクァジィ=ハジ・ソランギの進行のもと、ジートマルの親族とパサーニちゃんの母が代表となって婚姻届に署名をする直前、警察の家宅捜査が入ったわけである。
母親によると、夫は自力で立つことや歩くことも困難な状態だったため結婚式には不参加だったという。

クァジィ=ハジ・ソランギは

「花嫁の年齢が10歳とは全く知らなかった。花嫁、花婿と彼らの両親の名前を聞いて確認しただけだ」

と主張している。
ジートマルは現場から逃走し、現在も警察がその行方を追っている。

一方で警察は、この件が「Sindh Child Marriages Restraint Act (シンド州児童婚制限法)」に違反するとして関係者全員を逮捕し、調査終了まで拘留することを明らかにした。
また裁判所はパサーニちゃんを母方の祖父のもとに預けるよう指示、警察にはジートマルの捜索に2日間の猶予を与えた。

なおパキスタンで児童婚は犯罪であるが、逮捕されても罰金と2年〜3年の懲役ですんでしまう。
国際連合児童基金(ユニセフ)の調査によると、パキスタンの少女のうち3%が15歳未満で、21%が18歳未満で結婚しているという。

このニュースを知った人からは、「児童婚したがる奴なんて、完全に小児性愛者」「吐き気がする」「一家は小児性愛者に自分の娘を売ったんだね」「悲しい文化だ」「こういう奴は一生刑務所に入れられればいいのに」「パキスタンのような国では、児童婚なんて頻繁に起こっていることなんだろうね」といった声があがっている。

以下ソース
http://japan.techinsight.jp/2017/12/ellis06321226.html

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