多くのエロ動画を提供する「Pornhub」と「xHamster」は、2017年の視聴者数の増加を受け、いち早くその需要をリサーチした。すると、特に女性視聴者数が伸びたのは南アフリカとサウジアラビアだったという。また、「女性のためのポルノ」というキーワードを入力しサイトにたどり着くユーザーが目立ったという。
実際に、インターネットのキーワード検索ランキング動向を見ると、パソコンユーザーの間で「女性のためのポルノ」というキーワードを検索した女性数は前年比359パーセントという、飛躍的な伸びを見せている。
Pornhub1社でみても、「女性のためのポルノ」というキーワードで訪問した女性は、昨年1年間で延べ285億人！ 同社の全ユーザーを対象に見ても、このキーワードを検索してから訪問した人の割合は、前年比1400パーセントにも上るという。この結果を受け、ライバル会社xHamsterは、今後1年間の予測を算出してみせた。
まず、全世界を対象に2.4パーセントのアクセス増加が予想され、国別では南アフリカが23パーセントの伸びを見せ1位になるそうだ。性暴力の割合がとにかく高い南アフリカで女性の視聴者が急増しているとは、少し意外な気もする。なお、2位のサウジアラビアは11パーセントの増加が見込まれている。
サウジアラビアといえば、昨年は女性に対し、自動車運転を解禁したり、スタジアムでのサッカー観戦が認められるなど、女性の権利拡大が進み、精神的解放においても着実な前進を遂げた。そのような背景もあるのだろうか？
また、女性視聴者全体を見ると、彼女たちの多くがパソコンではなくスマートフォンを使用してエロサイトを眺めていることも判明した。人目のつかない場所で、いつでもどこでも楽しめる手軽さがウケているのだろう。
ちなみに、第5位のアメリカでは、「お父さん」「お母さん」のキーワードを入力して同社のサイトにアクセスする人が多いことも興味深い。日常生活での健全なる男女関係をエロい視点で見てみたい、という「先進国ならではのエロ妄想」ともいえそうな結果だ。
いずれにしても、女性の視聴者が増えているのは動かしがたい事実である。こうした動きを受け、ネットユーザーから様々な意見が飛び交っている。
「離婚を経験し40代に突入した今となっては、エロサイトを楽しむあけすけな女性よりも、恥じらいのあるウブな女性のほうに興味が向いてしまう」（アメリカ人男性）
「こんなものを見ていたら、実際のセックスがどんなものかわからなくなるのでは？」（イギリス人男性）
男性が女性に恥じらいを求めるのは、日本だけではなさそうだ。「何も知りません、何もできませーん」などと言う女性よりも、サイトを見て研究してくれる女性のほうが、ある意味、男にとって頼もしい部分もあるのだが……。
以下ソース
http://tocana.jp/2018/02/post_15839_entry.html
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