女性によって、触れられたり舐められたりすることの「OK」と「NG」がハッキリと分かれる肉体のパーツといえば、なんといってもお尻の穴ではないでしょうか。「周りを触られるだけでも、絶対に嫌！」という人も存在する一方で、「気持ちいいから、むしろ積極的にいじられたい」という人もいるのが悩ましいアヌス問題。そこで今回は、「アヌスにまつわる、女性の気持ち」とご説明いたします。
アヌスに「触れて欲しくない／舐めて欲しくない」と思う一番の理由としては、肛門は汚物が出てくる場所である、いうことが一番大きいと思います。そんなところをいじるのは汚いと感じてしまったり、「もしも臭かったらどうしよう」という心配が拭い切れずに「NG」というわけです。もちろん、事前に洗えば綺麗になりますが、肛門周りを触るついでに指を中に差し込まれないとは限りません。アナルに指を入れることを予告されていたら、それなりの準備も出来ますが、そうではない場合に、肛門の中まで、きちんとお風呂で指を突っ込んだり、ウォッシュレットやシャワーのお湯なりを注いでまで洗う女性は、ほぼ存在しない。
本当は「アヌス周りを優しく撫でられるくらいは、ありかも……」と思っていても、不意打ちで指入れされてしまうことへの警戒心を強く持っている場合は、肛門周り全体の愛撫を、全面的に拒否している場合もあるのです。その警戒心を説くには、とにかく言葉で自分の希望を伝えつつ、「嫌なことはしないから」と約束すること。そして、その約束を絶対に破らないことです。もしかして肛門周りを愛撫されることに快感を覚えてきたら、彼女のほうからもうワンステップ進むことを、提案してくれる可能性もないとか言えません。
ふたつめは、「アヌスは性器ではない」という考えを持っているケースです。性器ではない箇所を愛撫するだなんて、変態のようで抵抗がある女性もいます。そんなことを言ったら唇やバストだって性器ではないわけで、それはいいのかって話ですけど、たぶん「それは普通だからいい」っていう論理なのだと思います。
けれど、そもそも、セックスには「普通」なんてないですよね。経験に基づいた自分の中の常識や、最大公約数が受け入れる行為のことを「普通」としている人が多いと思うのですが、逆にいうと、それでは特別なセックスは出来ない。「アヌスは性器ではない」と考えている女性が、「性器ではないかもしれないけれど、気持ちがいい……」と思えるようになったならばそれは、セックスに対する頑なな姿勢と、意識とががらりと変わるチャンスにもなります。アヌスを解放することで精神までもが解放される。ぜひ目指したいところです。
みっつめとしては、過去に嫌な思いをした経験がある場合です。お尻の穴に指やペニスなどを突っ込まれて、痛かったり気持ち悪さを感じたことがトラウマになっていて「もう真っ平！」となってしまったケースですね。ただ、その場合、少なくとも以前は興味があったり、「いいかな」と思って許したことがある……ようするに、「もしかしてお尻って気持ちがいいかも」という性的好奇心持ったことはあり、試してみたものの、意に沿わなかったという状況なので、また「試してみてもいいかも」と気分が変わる可能性も重々あります。
肛門の周辺の粘膜は、神経終末が密集していて非常に敏感です。ゆえに、開発すれば性感帯に十分になり得る。もちろん、その快感を知らなくても、生きる上で困ることはないでしょう。けれど、知っていたほうが確実に人生は豊かになる……というわけで、「お尻が苦手」という彼女の気持ちを十分に理解した上で、「けれども、もっと気持ちよくなって欲しい」ということを告げて、チャレンジできるように、彼女の背中を押してあげてくださいね！
以下ソース
http://news.dmm.co.jp/article/998419/
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