しかし、業界関係者によれば、こうした番組は終わる運命にあったといわれる。その理由を聞いた。
「長らく続いたメジャー番組が続々と終わり、制作者側にも寂しい気持ちが広がっています。しかし、数年前から各テレビ局の指標が少しずつ変わってきていたので、仕方がないという思いもあります」(テレビ局番組制作スタッフ)
指標が変わったとはどういうことか。
「以前は視聴率が取れているかどうかで番組の存続は決まっていました。しかし今は数字以外にも重要視される要素があります。それが、番組をDVD化などして販売する放送外収入です」(同)
近年は番組をDVD化することも多く、二次利用には積極的といえる。しかし、これが番組存続の指標になっているとは驚きだ。
「テレビ局も放送外収入がなければ経営が厳しいんです。ただ、ドラマの場合にはほぼ確実にDVD化されていますが、バラエティは現場がDVD化に否定的なケースが多かったんです。しかし、その結果、放送外収入を生み出さなかった番組が今、続々と打ち切られています」(同)
放送外収入の重要性は理解できるが、長寿バラエティである『めちゃイケ』はDVD化を行って放送外収入を得ているはずだが……。
「たしかに『めちゃイケ』は今でこそDVDが出ています。しかし、以前まではDVD化には反対のスタンス。長い交渉の末にようやく実現できましたが、番組の人気がピークを過ぎていたこともあって予想以下の売れ行きでした。
また、『おかげでした』に関しても過去の名物コーナーのDVD化の話はあったものの長らく頓挫していました。打ち切りが発表されてから製品化が発表されていますが、もう少し早く決断していれば何かが変わっていたのかもしれません。『おじゃMAP!!』もそうした放送外収入が少なかったものと予想されます」(同)
今が、いかにテレビ局の経営が厳しいかを物語っている。しかし、逆に放送外収入が多い番組は安泰だという。
「他局ですが、日本テレビ系の『ガキの使いやあらへんで』は安泰です。毎年、大みそかに放送される特番『笑ってはいけないシリーズ』がDVD化されて驚異的な売り上げを叩き出しているほか、番組内放送されていた『サイレント図書館』の企画を海外のテレビ局が買うなど一説には数百億の放送外収入を生み出しているとされています。そのため、先日もブラックフェイスが問題になりましたが、ビクともしないはずです」(同)
これまでは面白い番組さえ生み出していればよかったものの、これからはプラスアルファの動きが求められるようだ。
以下ソース
http://tocana.jp/2018/02/post_15923_entry.html
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