「うちの息子が今日また産卵した!! これは一体どういうことだ!?」
パニックになった家族に付き添われ病院にやってきたアカミル君、14歳。2年前から産んでいるというのが本当ならば、12歳から“産卵”し続けてきたことになる。病院で医師がアカミル君のレントゲンを撮ってみたところ、家族の主張は正しいことが判明した。本当に卵が彼の体内にあったからだ。
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「Express」の記事より
ところが、父親の説明がなんとも不可思議であった。「最初の1個を割ってみると、白身はなく、中身全部が黄色かった。だが、次に産まれた卵を割ると、今度は中身が全て白く、黄色くなかった」。
…訳がわからない。病院は「割る? 殻がついていたということか。鳥類でもあるまいし。誰かが卵を彼の直腸に押し込んだはずだ」と言い放った。病院側が冷静な見解を貫いた背景には、かつて同国で起きた事件が関係しているという。
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アカミル君(14歳) 「Express」の記事より
実は、インドネシアには、過去にもやはり別の男性が「卵を産みました」と言い、ジャカルタの病院に来るという珍事があった。その時に来たのは少年ではなく、初老の男性だった。病院が獣医師の協力のもと調べたところ、その卵は産卵後2週間経過した鶏卵だったという。温かい体内に収まっていたせいかすくすくと育ち、病院に来た時には孵化直前だった。
科学は不思議で満ち溢れている――。これは優秀な医師たちの共通理念であるが、同時に、不思議な事象が起きたらまず多角的に検証し、冷静な判断を下すのも優秀な医師たちのあるべき姿だ。ジャカルタの医師と獣医師は、この初老の男性の肛門を丹念に調べ、結局「彼は過去に卵を産んだことなど無い」と断定した。
産道代わりになれそうな穴として、男性が唯一持つ下半身の穴は肛門だ。しかし、その肛門の壁に、過去に産卵したのならできるはずの摩滅痕がこの男性にはなかったのだ。これが決め手となった。
結局「初老の男性が幻覚を起こして、本当に自分は産卵していると思い込んだ結果、このような”仕込み”をやってしまったのだろう」と片づけられた。そもそも、当然ながら、人類ヒト科が鶏卵を排卵することはできない。
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「Express」の記事より
さて、今回注目を浴びている14歳の少年はどう断定されるのか? 幻覚か、いたずらか、はてさて?
以下ソース
http://tocana.jp/2018/03/post_16317_entry.html
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