軽い断食ならば、なんとなく健康に良さそうな気もするが、それだけで寿命が延びることなどあるのだろうか? それがあるのだ。2017年に米ハーバード大学の研究で、断食が細胞の老化を防ぎ、寿命が延びることが判明している。
「The Harvard Gazette」(2017年11月3日付)によると、線虫の一種であるC. elegans (シー・エレガンス)の遺伝子を操作し、断食状態を人工的に生み出したところ、細胞内のミトコンドリアが若いまま保たれることが分かったという。同研究は科学ジャーナル『Cell Metabolism』に掲載された。
細胞内で融合と分裂を繰り返すミトコンドリアネットワークは、時間とともに恒常性が失われていき、これが生体の加齢を招く。だが、食事を制限することで、ミトコンドリアネットワーク内の恒常性が促進され、健康で柔軟性のある状態に維持されるという。その結果、線虫の寿命も延びたということだ
研究チームを率いたハーバード大学のヘザー・ワイアー氏は次のように語っている。
「食事制限や断食などの低エネルギー状態は以前から健康的なエイジングを促進すると言われてきました。このメカニズムをしっかりと理解することが治療に応用する上でも重要です」
研究に協力した米製薬会社「アステックス」社も「今回の発見は、加齢に関係した疾患の発生リスクを抑えるための医療戦略を探る道を拓きました」と、将来の医学的応用を見据えた希望を語っている。
さて、この研究により、断食が寿命を延ばすという古代エジプト人の直感が科学的にも実証されたといえるだろう。これまでトカナでは究極の断食生活を送る不食人間らを紹介してきたが、彼らのように一切の食物を口にしないことは無理でも、適切な方法で半日〜数日間のプチ断食をすることはできるだろう。体内環境が整い、寿命まで延びるとなれば、断食の効果は一石二鳥どころではない。気になる読者は、一度試してみてはいかがだろうか?
以下ソース
http://tocana.jp/2018/03/post_16408_entry.html
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