１９日に２５歳となったばかりの片野は、今年７月でデビュー６年目を迎える。まだ優勝こそないが、２０１７年度後期ランクでは自己最高のＡ級１５１位になるなど、ここにきての成長は著しい。
「あっという間でしたね。未成年で養成所に入って２０歳でデビューしたけど、もう年下の後輩がいる。自分も“年をとったなぁ”と思いますよ」
１３年に船橋でデビューをした片野は、１６年３月の船橋の廃止にともない現在の川口に移籍。鈴木圭一郎、永井大介、中村雅人、青山周平らを輩出し、“最強軍団”と称された船橋で新人時代を過ごせたのは、大きな“財産”となった。
「船橋は記念レースレベルの人が普通開催にもたくさんいた。すごい人たちのなかで走っていたんです。思い入れがあるし、すごく勉強になる環境でした」
そんな下地が片野の背中を押したが、川口でも先輩や同期らの協力もあり、徐々に力をつけてきた。４月には３年連続で出場が決定したＳＧオールスター（飯塚）が控える。
「票数（７５２）を見ると、応援してくれる人がこんなにもたくさんいるなんて、驚くばかりです。それだけに、安定した着が残せるよう、車券を買ってくれた人の期待に応えられる強さが欲しい」
ファンの応援をパワーに変えられる片野が、オート界の“最強なでしこ”を目指してさらなる飛躍を期す。
以下ソース
http://race.sanspo.com/autorace/news/20180329/atrnws18032904570003-n1.html
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