この往生際の悪さ、悪質セクハラ魔の共通点ではないでしょうか。悪質なセクハラを受けたことがある女性のほとんどは、そう思うはずです。
やつらって絶対に認めないじゃないですか。「酒の席の言葉遊びだから」「覚えていない」「あっちから誘ったから」「笑っていた」「ミニスカを履いていた」「いやだとは言っていなかった」「自分からベッドに寝て足を開いてきた」「昔ドラッグをやったことがあると話していた(←もはや関係ない)」などなど、思いつく限りの言い訳を連ね、必死に「俺は悪くはない」と自己弁護します。
そもそもセクハラは、「相手が"そうだ"と感じたら"セクハラ"」という曖昧な性質も含まれています。つまり相手が「キモいおじさんに、『おっぱい触らせて』『縛らせて』『うんこいっぱいした』などのキモいことを言われて興奮する」癖の持ち主なら、オールOK。わたし自身は「キモいおじさんにキモいことを言われる」のはわりかし好きな方です。
ただ、キモけりゃいいってわけじゃない。自分の癖にマッチしたキモさじゃないと、ただただ不愉快なだけ。その辺の見極めもなく、「どうだ、キモいだろう」とキモ迫りしてきた福田さんは、その傲慢さが透けて見えます。
"言葉遊び"と言うのなら、相手あってのことです。相手にもれっきとした癖があることを認識し、それとマッチしているかどうか、きちんと確かめたのでしょうか。相手がどんなキモさを望んでいるのか。そもそもキモさを望んでいないのか。望んでいないのなら、きちんと"お礼"を用意してはじめて、その関係性はフラットになります。
わたしの大学時代の彼氏は根っからのドMで、2年の交際で、挿入をともなう普通のセックスはできませんでした。申し訳なさそうに紺のソックスと黒いローファーを渡され、
「これでチン棒を踏んでくれないか」「踏みながら、『ほんときもーい。この白豚。女子高生にこんなことをされてこんなに固くしているなんて』と言ってくれないか」と頼まれたことがありました。
彼氏のお願いです。一度は了承し試しましたが、わたしは彼氏のチン棒を踏み淫語を言って興奮する癖はありません。うまくいかず、「もうできない」と断りました。
すると彼氏はどうしたのかというと、以前からしていた出会い系を再開。"お礼"がほしい女の子にお願いするようになったのです。彼は要求通りの踏まれ方や罵られ方をし大満足、女の子もほしかったお礼を手に入れ、WIN-WIN。わたしも、以降は無理な要求をされることがなく、いいことづくめな出来事でした。
続く
以下ソース
http://tablo.jp/street/news003175.html
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