米軍やCIAは長年マインドコントロールを研究しており、すでに電波を使った遠隔でのマインドコントロールも可能だという噂をたびたび耳にする。今月、この噂を肯定するかのような書類を、全く別件を調査していたジャーナリストが入手したと話題になっている。英「Daily Mail」ほか、多数メディアがこの奇妙な資料について報じている。

問題の書類を手に入れたのはジャーナリストのカーティス・ウォルトマン氏だ。ウォルトマン氏は反ファシズムや白人至上主義の過激団体についての資料を求め、テロや犯罪の情報を収集・分析している米国国土安全保障省(DHS)管轄のワシントン州フュージョンセンター(WSFC)に情報公開申請を行った。すると、届いたデータの中に“EM effects on human body.zip”という怪しげなファイルが紛れ込んでいたのだ。

奇妙なファイルを早速開いたウォルトマン氏はその内容に驚いた。彼が目にしたのは、電磁波を使って人間の記憶を消去したり、思考を読み書きしたり、強烈なかゆみや痛みを引き起こしたり、強制的にオーガズムに到達させたり……というような効果を持つサイコエレクトロニック兵器に関する資料だったのだ!

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資料その1。画像は「Muck Rock」より引用

含まれていた画像は3枚で、人体への様々な効果を説明した画像、遠隔マインドコントロールや遠隔脳マッピングの方法を示した画像、生体から発せられる微弱な電磁気や脳波について説明した画像となっている。ウォルトマン氏はこの謎の資料について、政府による公開資料の共有や分析を支援するNGOのニュースサイト「Muck Rock」に今月18日付で記事を掲載した。

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資料その2。画像は「Muck Rock」より引用
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資料その3。画像は「Muck Rock」より引用

しかし残念なことに(?)、これらの資料はDHSが作成したものではなく、政府の書類でもないようだ。ウォルトマン氏はなぜこのような資料が含まれていたのかをWSFCに問い合わせたが、今のところ回答はないという。

それにしても、この資料は一体何なのだろうか? 政府でないなら誰が作成したというのか? 一枚の画像には「Supratik Saha(Software And Electronics & Comm. Engg.)」という署名があるが、この人物についての詳細は不明だ。また、別の画像には「www.raven1.net」というすでに更新されていない陰謀論サイトのURLが記載されている。

また、英「Daily Mail」によると、画像のうち一枚はオーストラリアの超常現象や陰謀論を扱う雑誌「Nexus」の1996年5月号に掲載されていることも判明している。それはJohn St Clair Akweiという人物が米国国家安全保障局(NSA)に対して起こした裁判に関する記事で、Akwei 氏はNSAが遠隔マインドコントロール技術をすでに実用化しており、秘密裏に市民に対して実験を行い、人心を管理していると主張していた。

それにしても一体なぜ、WSFCはこのような資料を過激派団体にまつわるものとして情報公開したのだろうか。当のウォルトマン氏も全くその理由が分からないようで、彼の記事は当局から返事があったら更新するという文章で締められている。

ご存じの通り、米国では反ファシズムや白人至上主義を訴える過激派グループが問題になっている。主張は全く正反対だが、一般市民からすれば極端で過激な主張を唱え、時には暴力も辞さないような集団である。今回の情報公開の意図は今のところまるで不明だが、もしかすると、このような集団に対して電磁波による遠隔マインドコントロール技術が使われていることを暗示しているのかもしれない。

なお、今回公開された資料(EM effects on human body.zip)は「Muck Rock」のサイトからダウンロードできる。ご興味のある方は実際にファイルをご覧頂きたい。

以下ソース
http://tocana.jp/2018/04/post_16690_entry.html

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