英・スコットランドのセント・アンドルーズ大学の宇宙物理学部教授マルテ・ギャザー氏率いる研究室では、有機半導体ポリマーを用いて厚さわずか200ナノメートルという柔軟な超薄膜からレーザー光を放つ素材の研究・開発に取り組んでいる。
この超薄膜のポリマーは強い光に反応してレーザー光を発する。実験では超薄膜のコンタクトレンズが牛の眼球に貼り付けられた。青いパルス光を眼球に向けて発射したところ、眼球のレンズから緑色のレーザーが発せられ、およそ50cm離れたスクリーンに照射された。もちろん、このレーザー光は人間の目にも安全であるという。
この超薄膜は構造や成分によって、生成されるレーザーの波長といった特性を変えられるという。例えば、特定の種類の光を当てたときにだけバーコードのような模様をスクリーンに描くようなレーザーを発するようにすることも可能だ。超薄膜の光学的な特性は少なくとも数ヵ月間は変化しないことがすでに実証されており、長期間の使用にも耐えうるとされる。
驚くべきことに、ギャザー氏によればこの超薄膜はすでに量産が可能だという。この技術で作った柔軟で薄い小さなステッカーは、コンタクトレンズ以外にも爪先や紙幣など様々な場所で使用可能で、セキュリティタグやウェアラブルセンサーに応用可能であるという。ギャザー氏らの論文は今月1日付で学術誌「Nature Communications」に掲載された。
残念ながら「X-man」のサイクロプスのような破壊光線を放てるようにはならなそうだが、紙幣の偽造防止から個人認証など、非常に多くの場所で応用可能な興味深い研究なのは間違いない。案外身近なところですぐに使われるようになるかもしれない。
以下ソース
http://tocana.jp/2018/05/post_16821_entry.html
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