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新たに発見されたGオブジェクト(G3〜G5)

ほとんど全ての銀河の中心に存在すると言われる「超大質量ブラックホール」(SMBH)。この度、我々が住まう天の川銀河の中心に存在する超大質量ブラックホールの周辺に奇妙な物体が存在していることが明らかになった。

米誌「Newsweek」オンライン版(6月10日付)によると、先週開催されたアメリカ天文学会の定期会合で、Gオブジェクト(G-object)と呼ばれる怪奇宇宙物体(strange space things)が発見されたというのだ。

「Gオブジェクトは奇妙な物体です。ガス状の雲でもないし、星でもないのです。その中間に属する物体だと我々は考えています。ガスや塵に囲まれた星状の物体、膨らんだ星のようなものです」

そう語るのは、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の天文学者アンナ・サーロ氏だ。サーロ氏によると、Gオブジェクトは2004年と2012年にも発見されていたが、今回新たに3つ発見されたという。

Gオブジェクトからは赤外線が放射されており、冷たいことから塵に囲まれていることは以前から知られていた。しかし、2004年と2012年に発見されていたGオブジェクト(G1とG2)は、超大質量ブラックホールの極めて近くに存在するにもかかわらず、バラバラにならず形を保っているという。

これはGオブジェクトが塵よりも密度の高い物体であることを意味している。だが、一方で、これまでのデータからは、Gオブジェクトが星であると裏付けることはできないそうだ。米ハワイ州にあるケック天文台のランディ・キャンベル氏は次のように語っている。

「データから星を取り除いて、超大質量ブラックホールの周辺にあるガスだけを残しました。そうすることで、塵の場所や速度が通時的に分かるのです。すると、これまで発見されていなかった3つのGオブジェクトが姿を現したので、とても驚きましたよ」

サーロ氏らは、このGオブジェクトが超大質量ブラックホールの影響で衝突した2つの星から生まれたのではないかと考えているという。というのも、これまでの研究で超大質量ブラックホール近辺には若い星が多くあることが分かっており、これは年老いた星が衝突した結果誕生したものだと言われてきたからだ。サーロ氏はこの新しく生まれた星が最初のうちは塵のヴェール被り、徐々にただの若い星になっていくと推測している。

とはいえ、サーロ氏もキャンベル氏もGオブジェクトの研究は端緒についたばかりで、その解明にはまだまだ時間がかかると考えているそうだ。今後の研究に期待したい。

…と、ここでトカナ的な考察を加えておこう。まず思い出して頂きたいのが、そもそもブラックホールは宇宙人の住居であるということだ。驚かれる読者もいるかもしれないが、ロシア科学アカデミーの宇宙学者、ヴャチェスラフ・ドクチャーエフ博士がそう語っているのである。

ドクチャーエフ博士は、回転するブラックホール内部についての理論的な計算を繰り返し行った末、ブラックホール内部の一部領域に、安定的で規則的な周回軌道が存在していることを突き止めたのだ。この軌道上にいったん乗ってしまえば、中心に吸い込まれることなく永続的に周囲を周回し続けることができるのである。結局のところ地球が太陽の周囲を回っているように、超大質量ブラックホールの内部でも中心から一定の距離を保った周回軌道があり、その軌道上で宇宙人たちは暮らしているというのである。

そして、光が到達できなくなる領域である「事象の地平面(event horizon)」は時間と空間がきわめて安定した状態にあり、イレギュラーな不測の事態に遭遇することなく安心した暮らしを享受できるのだという。

続く

以下ソース
http://tocana.jp/2018/06/post_17170_entry.html

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