稀代の暴君と言われるカリグラとネロは即位当初は善政を施したそうです。しかし、その後暴君と化したのは近親相姦が大きく影響を与えたようです。
ローマ帝国、五賢帝に代表される名君が出た一方でカリグラとネロのような暴君も君臨しました。
まずはローマ帝国代三代皇帝(在位37年〜41年)のカリグラです。カリグラは24歳の若さで即位しました。二代皇帝テイベリウスは安定した治世を行いましたが、首都ローマは親衛隊が厳しく市民生活を監視していたため、重苦しい空気が漂っていました。
このため、若き皇帝の誕生は新時代の息吹を感じさせ、歓喜をもって迎えられます。カリグラも市民の期待に応え善政を敷きました。政治犯を釈放し、テイベリウスが禁止していた剣闘士試合を復活させ、兵士にはボーナスを支給しました。
ところが、いつしか自分を神と称するようになり、暴君化します。国庫を乱費し、側近を殺し、姉妹と近親相姦に及び、部下といわず市民といわず、美貌の妻や娘を見つけると片っ端から犯し、そしてそれでも飽き足らず、イケメンの奴隷とも関係を持ちました。カリグラの暴走は止まらず、ついには自分を守る親衛隊に殺されてしまいました。
さて、カリグラと近親相姦の関係にあった妹アグリッピナです。アグリッピナは兄にレイプされ処女を失いました。その後、十三歳で結婚し、二十二歳で男の子を産みます。後の第五代皇帝(在位54年〜68年)ネロです。ネロも即位当初は家庭教師であった哲学者セネカの意見を取り入れ、善政に努めました。
ところが、母アグリッピナがうるさく政治に口出しするようになり、不満を抱きます。加えて、カリグラの血が騒いだのでしょうか。ネロも暴政を展開します。何と母親アグリッピナを殺してしまいました。
息子の命令で殺しに来た兵士に向かってアグリッピナは服を切り裂き、股間を指差して、「刺すならここを刺せ、ネロはここから生まれてきのだから」と叫んだと伝わっています。ネロは母親に童貞を奪われたため母親にコンプレックスを抱き続けたそうです。
真偽はともかく母親殺害を契機に暴走は激化し、妻とセネカを自殺に追い込み、キリスト教徒を迫害しました。暴君と化したネロは市民と軍隊の反発を招き、反乱を起こされ、自害に追い込まれます。カリグラとネロ、近親相姦が産んだ暴君でした。
以下ソース
http://www.dansen-web.com/article/detail/4634218/
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