“フェチの大御所”と言っても過言ではない睦月影郎氏が毎回、本当のフェティシズムを熱く語る本コラム。今回は真正フェチのセックスについて語ってもらう。
思春期の頃のフェチは、セックスする生身の相手がいないから陥ることが多いが、もちろん相手が見つかってからも、真正フェチの男は、フェチックなセックスというものをする。
まあ、セックスの前に彼女にシャワーを浴びさせないとか歯磨きをさせず、少しでも濃いナマの匂いを求めるというのは常識であるのだが、さらにジョギングの直後とか買い物帰りとか、少しでも汗ばんでいる状態を狙って行なうこともあるだろう。
ただ、年中ともに暮らす女房にする人は少ないと思う。やはり男というのは、ノーマルだろうとフェチだろうと、まだ体験していない女性に淫気を抱くものだからだ。
しかし初めて落ちた女性に、シャワーは浴びずそのままでお願いする、というのは実に言いにくいものである。もちろん私はそれを求める。洗って無臭にしたセックスならば、しない方が良いとさえ思っているからだ。
当然ながら男はちゃんとシャワーを浴びて腋や股間を洗って歯磨きもし、清潔にして臨むことは言うまでもない。相手が少々酔っていたり、あるいは淫気が激しく高まり、自分の匂いなど気にする余裕もなかった場合なら問題はない。
普通の状態だと、彼女はシャワーを浴びずに行なうことに抵抗と羞恥を覚えるだろう。まあ、その羞恥反応も当方の興奮を高める醍醐味であり、要は願いを叶えてくれさえすれば万事解決なのである。
ただあまり執拗にナマの匂いを求め、変態と誤解されてはいけない。あくまで、相手の自然のままの状態を愛でたい気持ちを前面に出そうではないか。
昭和の頃はシャワートイレもないし、ハイキングなどで、そのまま山ですることだってあったのだから、気持ちの高まりさえ充分ならば大丈夫なはずである。とにかく、互いに待ちきれない高まりさえ作っておけば、きっとうまくいくだろう。
以下ソース
http://www.dansen-web.com/article/detail/7120621/
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