そもそも、軍歌なのかどうか。
古くから民族派運動をしている、全日本愛国者団体会議最高顧問・「社会の不条理を糾す会」代表世話人の阿形充規会長にRADWIMPSの『HINOMARU』の歌詞を見てもらいました。
僕は「軍歌は嫌いなのですが、これは表現の自由に入ると思うんですよ」と言いながらパソコンを開いて歌詞を会長に見せます。
冒頭の歌詞を見ながら阿形会長は、
「我々は良いと思うよ。でも、日の丸とか天皇制を否定している輩はやっぱり嫌がるだろうね」
と言いつつ歌詞をスクロールしていきます。
「歌詞はいいんじゃないですか。上手く文章にしているよね。『胸に手を〜』『さぁ いざゆかん』のところは戦後教育を受けた人から見たら嫌だろうね」
反対する人は、御霊という言葉とかに反応するのではないでしょうかと尋ねてみました。
「御霊って言い方をすると左は引っかかるかも知れないけど、素晴らしい言葉ですよ。戦争なんか行きたくもないのに本当に戦争に行った人がいる訳です。死にたくないのに死んでいった人を御霊といって、祀ってあげるべきでしょう」
会長はこの歌をカラオケで歌います? という問いには、
「ぜひ歌ってみたいね。かえってこういう批判があるという理由をつけて歌ってみたい。でも反対する人の声も聞きたいですよ。それと学生運動をしていた人に訊いてみたいんだよ。今の世の中に満足しているのかって。今の世の中をどう思っているのかって」
そのほか、阿形会長には政権、時勢、事件について話が及びましたが今回はRADWIMPSの『HINOMARU』についてのみ伺いました。
実は別の右翼団体会長にも聞いたのですが、歌詞を見て「いいね」とほめていました。概ね、右翼団体には好評なようです、『HINOMARU』。
(文◎久田将義)
以下ソース
http://tablo.jp/culture/news003490.html
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