「まあ、昔は良くも悪くも“おおらかな時代”だったからね。今の人からすれば、おかしな時代だったんだなって思うんじゃないかな(苦笑)」
自身がその幼少期を過ごした昭和10年代後期、東北地方のとある寒村で、当たり前のこととして行われていた“奇妙な風習”についてそう語るのは、現在もなお、当地で農業を営む田山建夫さん(仮名・82)。田山さんの話によると、かつて当地においては、現代の我々からすると、にわかに信じ難い行為が当たり前のこととして行われていたのだという。
「今でもそうだろうけれども、そうだな……十三、四になると、男も女も色気づくだろう? その頃になるとだ、このあたりじゃ、昔は“性教育”というかね、そういう“男女の営み”みたいなものをだよ、教える風習があってね。あの風習だって、そもそもそういう考えに基づいたものだったようだよ」
今では、学校でも生徒や児童に対して性教育を行ったり、各家庭においても親が子に対して、独自に“性のてほどき”をするということが当たり前のように定着しているが、こうした性教育が行われるようになるよりも遥か昔に、当地では集落ぐるみでの“性のてほどき”が行われていたのだという。
「まあ、簡単に言えば、“身体検査”みたいなものだよね。まず、男の子も、女の子も、みんな10歳になると、毎年ね、地域の人らが集まって、見ている前で、裸ん坊にされるわけ。それでね、どのくらい毛が生えてきたかとか、胸が大きくなってきたかとか、アソコが大人っぽくなってきたかとか、そういうのを調べるの。それをね、帳面に書いてね、大人になるまで続けるっていうわけ」
そもそも少年少女が迎える性徴について、医師でも何でもない地域の住民が判定し、それを記録し続けているということ自体、現代の我々からすればにわかに信じ難いことであるが、それを1回や2回ならばまだしも、成人を迎えるまで続けるとくれば、開いた口が塞がらない。しかもこうした“身体検査”だけではなく、その成長段階に応じて、子供たちには村の世話役から“性のてほどき”が行われるのだという。
「たとえば、初めてのモノが来る頃になると、女の子にはその対応というか、そういうのを教えるしね。その時には、“大先輩”のね、そこいらの奥さんたちが、実際に、自分に月のモノが来たときに、それを見せるんだって言ってたよ。男の場合はね、私なんかもそうだったけれども、ナニの皮をね、剥いてあげるの。自分でやるんじゃなしに、大人の男たちに強引にやられるもんだからね、それはもう、生爪を剥がされるんじゃないかっていうぐらいに痛がる子もいるけどもね、何も知らないで皮ばっかり伸びてもしょうがないからね、そういうのをやるんだよ」
たしかに、こうしたある種の“通過儀礼”とも言うべき現象と、それに関する知識については、そもそも個人差があるものであるため、知らないよりは知っておいた方が、なにかにつけて都合の良いものなのかもしれないが、そうは言っても、それを村ぐるみで組織的に行っているというのはやはり驚くべきところ。その是非はともかく、少なくとも、全国的に見て、極めて珍しい奇習のひとつであるということは間違いなさそうだ。
以下ソース
http://tocana.jp/2018/07/post_17132_entry.html
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