「札幌記念へ、向かいます」
ここ最近、競馬ニュースでこの言葉を耳にするのは何度目だろうか......。春競馬の締めくくりとなる宝塚記念(G1)を迎え、夏競馬の足音が近づいていた頃、今年の札幌記念は一昨年のダービー馬「マカヒキの復活」が最大のテーマと見られていた。
そこにネオリアリズムやヤマカツエースといった2000mのスペシャリストが脇を固め、例年通りの好メンバーに。取材する記者からは「そろそろサウンズオブアース(昨年4着)の復活が見たい」などと呑気な声も聞かれていたのだが......。
まずはドバイ帰りの昨年の秋華賞馬ディアドラ、エリザベス女王杯(G1)を勝ったモズカッチャン、さらには同2着のクロコスミアら有力牝馬が揃って参戦を表明。
一気にメンバーが強化されたところに、マイル界から今年のマイラーズC(G2)を勝ったサングレーザーや、昨年のセントライト記念(G2)を勝ったミッキースワローまで名乗りを上げた。
それだけに留まらず、今度は米ベルモントダービー(G1)に出走を予定していた3歳馬ゴーフォザサミットが、貨物機のトラブルによって遠征を中止。矛先を真夏の祭典に向けると、さらに今年の中山記念を勝ったウインブライト、函館で連闘して一気にオープン入りを決めたマイスタイルにも参戦の意向があるようだ。
さらに伸び盛りのトリコロールブルー、昨年の覇者サクラアンプルール、巴賞(OP)を勝ったナイトオブナイツ、ブレスジャーニーら函館記念組も合流予定。マルターズアポジーやアイトーンといった個性的な逃げ馬も出走を予定し、例年以上の超ハイレベルになることは間違いないだろう。
これにはネット上の競馬ファンも「これは札幌記念(G1)」と高評価。
「いいメンバー揃ったな」「現地観戦、決めました」「これは楽しみ」「ちょっと北海道行ってくるわ」など、豪華メンバーに称賛の声が続々......中には「これがG1じゃないのはおかしい」という声まであった。
ただその一方、この札幌記念の引き合いに出されたのが「アノG1」だ。
「今年の宝塚記念(G1)ですね。結果的にはミッキーロケットが優勝し、和田竜二騎手が久々のG1制覇と大いに盛り上がりましたが、戦前は有力な回避馬が続出したこともあって『まるでG2』と揶揄されていました。
また、昨年から同じ阪神競馬場で行われる中距離G1・大阪杯が出来たことで、宝塚記念そのものの存在意義が問われています。春G1を戦ってきた消耗度や、梅雨の時期で馬場が荒れやすいことなどを理由に敬遠する陣営も多く、同じグランプリでも年末の有馬記念とは大きく水をあけられています」(競馬ライター)
確かに今年の宝塚記念のファン投票で10位以内に入った馬の内、出走したのはサトノダイヤモンドとサトノクラウン、キセキの3頭のみ。20位以内でもヴィブロスと、ダンビュライトの2頭が加わるだけという寂しいメンバーだった。
これではとても春のグランプリとは言い難く、今年に限っては「札幌記念の方が好メンバー」と"逆転現象"を指摘する声もある。このような状況が続けば「宝塚記念をG2にして、札幌記念をG1に」という意見もまんざら冗談に聞こえなくなってくるだろう。
このまま宝塚記念は、札幌記念にお株を奪われ続けるのだろうか。いずれにせよ、今年の真夏の祭典は例年以上の盛り上がりに包まれるに違いない。
以下ソース
http://biz-journal.jp/gj/2018/07/post_7261.html
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