外出先で気づかないうちに服の一部が焦げていたり、露出した部分の肌がヤケドをしていたりすれば不吉この上ない。超常現象か、はたまた何かの呪いや祟りかとも考えてしまっても無理はないだろう。
しかし近い将来、そうしたことが身近で起こり得るのかもしれない。先日、中国から人間の皮膚を一瞬にして焦がすレーザー銃が発表されたのだ。
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中国科学院内の「Xi'an Institute of Optics and Precision Mechanics」によって開発されたこのレーザーライフルは「ZKZM-500」と名づけられている。重量は3kgほどと、一般的なライフル銃と大差ない。
口径15mmの新開発のZKZMレーザーによって人間の皮膚を瞬時にヤケドさせたり、服を燃やしたりできる威力を持ち、有効射程は800m。レーザー光線は人間の肉眼では見えないという。また窓ガラスはレーザーが透過するため、窓越しに室内のターゲットを攻撃することもできるということだ。
充電式のリチウムイオンバッテリーで動作し、フル充電で2秒間の射撃を1000回行うことが可能であるという。価格は約166万円(1万5000ドル)。
中国紙「South China Morning Post」が先ごろ投稿した動画では、このZKZM-500のレーザー射撃によって、段ボールやTシャツ、タイヤなどが焼け焦げている様子が収められている。
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匿名の政府職員によればこのZKZM-500のレーザーの直撃に晒されれば「耐えられないほどの痛み」に襲われるということだ。もちろん眼球を撃たれれば間違いなく失明するだろう。
それでも一撃での殺傷能力はないため非殺傷兵器(non-lethal)に分類されているZKZM-500だが、音もしなければ光線が目に見えないのは不気味である。テロ対策などさまざまな応用が可能であるが、使用できるのは軍と警察のみに制限される。民間に出回ることはないということだが、使用された形跡がきわめてわかりにくい武器であるだけに市民にとっても“目に見えない脅威”になるだろう。
『スターウォーズ』で繰り広げられる銃撃戦のシーンが、ついに現実のものになろうとしているのだが、幾人かの専門家からは疑問の声が上がっているようだ。
サイエンスライターのデビン・コルドウェイ氏は、ZKZM-500の総重量から割り出される携帯リチウムイオンバッテリーの容量では、エネルギーが足りなすぎることを指摘している。
コルドウェイ氏によれば、持ち運びができるようなバッテリーでは至近距離から撃ったとしても人間をヤケドさせるような熱を発生させることはできないという。ましてや1000回も撃つことなど不可能であるということだ。
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また有効射程距離の800mという数字も、レーザー光線の減衰性を考慮するとまったく現実離れした不可能な数字であるという。そしてこのZKZM-500は現実には存在しない中国政府のプロパガンダであるとまで主張している。
続く
以下ソース
http://tocana.jp/2018/07/post_17451_entry.html
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