古い官能小説を読んでいると、時々「愛宕山」という表現が出てきます。なにそれ？という感じですが、実はこれは“名器”と呼ばれる女性器の表現の一つなんです。
東京港区芝の愛宕山に男坂、女坂という坂があります。男坂には72段、女坂には108段もの石段があるのですが、果てしなく続くその石段が膣の奥どこまでも続くヒダヒダのようであり、それを「愛宕山」と表現したというのが由来です。
落語にも「愛宕山」という演目がありますが、これは単に、京都の愛宕山と名器の隠語である愛宕山を掛けて、女遊びに興じる旦那の話をおもしろおかしく描いた話であって由来ではありません。
また、名器つながりで、「愛宕山はミミズ千匹の別称」とされることも多いんですけど、正確に言うと若干意味合いが違います。ミミズ千匹というのは膣ヒダ全体がうねうねと波打ち、ペニス全体を包むように締め付け、ヒダを絡みつけながら生き物のようにうごめき続けるもの。
それに対して愛宕山はどちらかというと、もともと、奥のヒダヒダの凹凸が顕著で、メリハリがあり、締め付けられることでその起伏をより楽しめるというもの。ミミズ千匹が“動なる名器”とすれば、愛宕山は“静なる名器”と言えるでしょう。
ちなみに「まんじゅうこわい」という落語もありますが、この“まんじゅう”もまた、名器の呼び名の一つ。落語、エロいっす。これは、陰唇の部分がふっくらと膨れていて柔らかく、挿入したときに男性器全体が優しく温かく包まれるような感じがしてホッとするという、実に女性らしさを感じる性器のことです。
お目当ての女性を落語に誘って、そのあと一杯飲みながら、こんな話で女性を口説くのもおもしろいかもしれませんね。
以下ソース
http://www.dansen-web.com/article/detail/6936397/
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