前回、ヘンリー八世について読んで頂きましたので、今回は娘のエリザベス一世について記します。エリザベス一世、16世紀チューダー朝五代君主です。
治世の間には、スペインの無敵艦隊を破ってイギリスが七つの海を支配する大植民地帝国となる基礎を築いたばかりか、ウィリアム・シェイスクピアが活躍する文化面でも華やかな時代でした。
このため、「グッド・クイーン・ベス」と通称されています。また、生涯を独身で通したことから、「ヴァージン・クイーン」とも呼ばれているのです。ちなみに、イギリスが植民地としたアメリカのヴァージニア州はヴァージンクイーンエリザベス一世に因んで名づけられました。
そんなエリザベス一世、幼少期は過酷な日々を過ごしました。何しろ、母親のアン・ブーリンはエリザベス一世を産んでしばらく後、姦通罪で父ヘンリー八世に処刑されてしまったのです。母が処刑されたことは一生のトラウマとなります。
私生児となったエリザベス一世はヘンリー八世最後の妻キャサリン・バーに養育されました。ところが、継母の再婚相手と男女の関係になってしまいます。そうです、エリザベス一世は独身を貫きましたが処女のまま生涯を閉じたわけではないのです。
また、恋愛もしました。わかっているだけで三人の男性がいます。一人目は幼馴染のロバート・ダドリー。しかし、彼には妻がいました。二人目は探検家のウォルター・ローリーです。近臣として寵愛しましたが、ローリーは女王の目を盗んで侍女と親しくなり結婚、子供も作りました。エリザベス一世は激怒してローリーを投獄しました。そして三人目は晩年に愛したロバート・デヴァルーという貴族です。デヴァルーは三十三歳も年下だったそうですから、可愛くてならなかったのでしょう。
男女の関係になったのはこれらの男だけではなく、数えきれないという説もあります。何しろ、女王のスカートの中には常に男がいたという噂があったそうですから。「私は国家と結婚している」という言葉を残したエリザベス一世、老齢となってからも肖像画には若さと美貌を保ち皺一つ描かせなかったそうです。
以下ソース
http://www.dansen-web.com/article/detail/8243650/
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