オウム真理教は、1996年1月に宗教法人としての法人格を失い、2000年2月には破産手続きと共に消滅。その後、教義や信者を引き継いだ後継団体として「アレフ(現在はAlephに改称)」が誕生していたが、その中から07年5月に上祐史浩幹部らの脱麻原派≠ェ分派し、別の仏教哲学サークル「ひかりの輪」を設立した。さらに15年1月以降、Aleph内部の意見対立により信者約30人が分派して、山田美沙子氏を代表者とする新たな団体「山田らの集団」(公安調査庁が定めた便宜上の呼称)を立ち上げ、石川県金沢市などで活動をしている。
「Aleph」「ひかりの輪」「山田らの集団」の3団体については、公安調査庁がオウム真理教の後継団体として認め、団体規制法の監視対象となっている団体だ。しかし、実はもう1つ、現在はほぼ消滅状態と見られているものの、オウム真理教の分派グループ≠ェ存在する。
それが、北沢優子被告を代表者とする、通称「ケロヨンクラブ」である。「原点に帰る」という意味で、カエル≠フマスコットを持ち歩いていることに由来すると言われている。
本誌は、この「ケロヨンクラブ」をめぐり、実は今年に入って関係者に動きがあったという情報をキャッチした。
ではここで、「ケロヨンクラブ」について少し説明しよう。代表者である北沢優子被告は元オウム真理教信者であり、「麻原尊師の継承者」を自称する原理主義者であった。その後、95年のオウム真理教強制捜査後にオウム真理教から分裂し、通称「ケロヨンクラブ」の代表者となった。しかし北沢優子被告は05年9月、部下に指示をして東京都中野区のアパートでケロヨンクラブの女性メンバー(当時36)を竹刀で叩き死亡させたとして、14年に懲役8年とする判決が確定したという人物だ。ちなみに、竹刀で叩くことは、修行の一貫だったという。
この「ケロヨンクラブ」については、これ以外にも数々の信じがたい修行内容が明らかとなっており、その過激な修行により複数の死亡者を出していることでも知られている。オウム真理教の修行の一つでもあり、50度近い熱湯に20分近く入る「温熱修行(温熱療法)」や、ひたすら坂を転がり続ける「コンコロリン」という修行、生きたミミズを1000匹食べる「ミミズ供養」など、常軌を逸した修行が存在する。
本誌解説員でジャーナリストの竹村明氏は、「実は今年に入り、北沢優子被告に動きがあった」と解説する。
「代表者である北沢優子被告は、判決が確定して以来、刑務所に収監されています。しかし、公判中に末期がんと診断され、その後、刑の執行が停止され都内の病院で治療を受けていました。しかし、今年に入ってから突然、再び刑務所に収監されたのです。北沢優子被告の病が良くなったとは考えづらいため、これはオウム真理教に関する死刑執行を示唆する動きだった≠ニも考えられているのです」
もしそうであるならば、国家の都合により病院と刑務所を行き来することになったということだろう。昨今のオウム真理教に関する法務省の動きについては、懐疑的な見方をする者は少なくない。
今月6日に執行された麻原彰晃の遺体引き取りについて、法務省は「麻原元死刑囚は、刑が執行される直前に自らの遺体を四女に引き渡したいと拘置所職員に言い残していた」という趣旨の説明をしている。しかし、麻原彰晃が遺体の引き渡し先に「自ら四女を指名するとは考えづらい」と疑問を呈する声が多数上がっている。
続く
以下ソース
http://rno.jp/archives/6145
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