画像は「Wikipedia」より引用
米・フロリダ半島の先端とプエルトリコ、そして英領バミューダ島を結んだ三角形の海域「バミューダトライアングル」。その悪名は遠く日本でも知られているように、同海域では船舶や航空機の突然の失踪事件が以前から多発している。
その原因は長らく謎とされ、オカルト的思考をくすぐるかっこうの題材となってきた。たとえば、同海域には全てを飲み込んでしまう「ブラックホール」が発生しているとする説、地球外からやってきた「宇宙人」が人間を誘拐しているとする説、「ワームホール」によるタイムトラベルを疑う説などがある。
中には、オーストラリア・モナシュ大学のジョセフ・モナガン教授のように、バミューダトライアングルで発生したメタンガスが原因だとする科学的な学説もかつて存在した。それによると、船舶の沈没はメタンガスの海中爆発、航空機の墜落はメタンガスを吸い込んだエンジンが不完全燃焼を起こすことが原因だとされた。
しかし、トカナでもお伝えしたように、さらに有力な説が2016年に発表されている。米・コロラド州立大学の衛星気象学者、スティーヴ・ミラー博士をはじめとする研究グループが、秒速75mを超える「空気爆弾」こそが犯人であると突き止めたのだ。
http://tocana.jp/images/roguew_01.jpg
画像は「The Sun」より引用
だがこの度、英紙「The Sun」(7月31日付)によると、別の可能性が浮上したという。その名も「悪党波(rogue wave)」。英・サウサンプトン大学の海洋地球学の専門家サイモン・ボクスオール氏をはじめとする研究チームによると、バミューダトライアングルには南と北、それからフロリダ州から来る3つの嵐が集中し、高さ30mを超える巨大な波が発生するというのだ。
「嵐が南北から一緒にやってきます。これにフロリダから来る嵐が加わったら、悪党波が発生する最悪のフォーメーションとなります。悪党波は急角度の高い波です。試算では30mを超えます」(ボクスオール氏)
この悪党波は、1997年に南アフリカ岸で初めて観測された。その威力は凄まじく、巨大船舶を真っ二つにしてしまうほどだという。研究チームはドキュメンタリー番組「The Bermuda Triangle Enigma」において、1918年に300人の乗組員とともにバミューダトライアングルで消息を絶ったUSS Cyclopsの小型モデルを作成、悪党波を再現した実験用プールに浮かべたところ、すぐに沈没してしまったそうだ。
http://tocana.jp/images/roguew_02.jpg
画像は「The Sun」より引用
スティーヴ・ミラー博士らの試算では、「空気爆弾」の下では13mほどの波が発生していると試算されていたが、悪党波はその2倍以上の高さだ。2011年の東日本大震災では東北地方各地の沿岸に10mを超える大津波が押し寄せたが、バミューダトライアングルではそれを上回る巨大な波が定期的に発生しているということになる。まさに「魔の三角地帯」と呼ばれるにふさわしい場所だろう。
とはいえ、「空気爆弾」、「悪党波」では説明できない1つの謎が残る。バミューダトライアングルの怪異として挙げられる「コンパスや計器の不調」をこれらの自然現象では説明できないのではないだろうか? もしかしたら、バミューダトライアングルの魔物はまた別のところにいるのかもしれない。今後の研究に期待したい。
以下ソース
http://tocana.jp/2018/08/post_17706_entry.html
★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/