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悲願のGI初優勝を果たした脇本雄太(共同)

脇本が悲願達成−。福島県いわき平競輪場で行われた『第61回オールスター競輪』(GI)は最終日の19日に第11Rで決勝が行われ、脇本雄太(29)=福井・94期=が逃げ切りでGI初優勝。賞金4400万円(副賞含む)を手にするとともに、年末の『KEIRINグランプリ2018』(静岡)の出場権を獲得した。2着には浅井康太が入り、大会連覇がかかった地元の渡辺一成は3着に終わった。

         ◇

逃げ切りでの日本一−。ダッシュとパワーに磨きをかけた脇本雄太が“偉業”を成し遂げ、ついに頂点に立った。

「ずっと先行でGIを取りたいと思っていました。自分は先行で勝つことに価値があると思っていたし、だから決勝も先行で…と」

後方でレースを進めた決勝。中団から仕掛けた竹内が打鐘前に渡辺を叩いてペースを上げたが、戦法に迷いはなかった。

「あのまま待っていても勝ち目がないと思ったので。後ろを見る余裕はなかったし、とにかくがむしゃらに踏みました」

すかさず巻き返し、最終1センターで竹内を捕らえたあともグングン加速。そしてゴール線を一番に駆け抜けた。

「今年はGIの決勝に何度か乗ったのに勝てなくて、今度こそは期待に応えるという使命感を持って走りました。良かったです」

5月の日本選手権は3着、6月の高松宮記念杯は2着と涙を飲んだ。先行でのGI制覇は“至難の業”。だが、スタイルを貫き2011年9月の岐阜オールスターの浅井康太以来となる逃げ切りでタイトルホルダーの仲間入りを果たすと白い歯をこぼした。

「東京五輪で金メダルを取りたいという強い意志が、結果に結びついたんだと思います。誰よりも強い気持ちで臨めたと思うし」

2年後の東京五輪・自転車競技でメダルを獲得するために、日々、つらく厳しいトレーニングを重ねている。今大会は、村上義弘や稲垣裕之らタイトルホルダーでさえ離れてしまうほどの力強い走りを披露。着実に進化を続けている。

「スケジュールが合えば、次は寛仁親王牌です。この後はアジア大会(ジャカルタ)があるので、明後日(21日)には出国します。頑張ってきます」

これで初めてGP切符(12月30日・静岡)を手に入れたが、舞い上がることはない。気を引き締めた脇本が、今度はGI覇者として新たなスタートを切る。(仲野谷有紀)

■脇本 雄太(わきもと・ゆうた)
1989年3月21日生まれ、29歳。福井市出身。
県立科学技術高等学校卒業後、94回生として2008年7月に福井でデビュー。
自転車競技にも力を注いでおり、17−18年ワールドカップ第4戦ケイリン1位、17年アジア選手権・男子エリートケイリン優勝などの実績を持つ。
16年にはリオ五輪にも出場(種目はケイリン、敗者復活戦敗退)。
デビューからの通算成績は713戦251勝、2着119回、3着58回。通算取得賞金は4億575万9600円。
1メートル80、82キロ。血液型A。

以下ソース
http://race.sanspo.com/keirin/news/20180819/krnnws18081916440007-n1.html

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